05.09.19:23
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10.09.00:31
ゲームレジェンドにサークル参加しますw
ご無沙汰しまくってます、気づいたら10月になってましたw
次はマトモな日記を・・・と思ってたのに、今回書くことが少ないw
現状ですが、絵をだらだら描いてるせいで全然ブログを更新してなかった、と(笑)
絵自体は時間がかかるものではないんですが、俺は過去何度もここで言ってるとおり遅筆中の遅筆なんで、ちんたらちんたらやってるせいで全然進んでません(おぃ
やるときは一気にやるんですが、今現在Wiz8がSteamで販売し始めたことがあってもうそっちに夢中になってまして・・スカイリムもしながらWiz8もやって絵も描いてというよくわからん状況になってます、ハイ。
中の人はスカイリムをやる前は3Dダンジョンゲーばかりやってました(いや、ネトゲとかもやってたけどオフゲといったらダンジョンゲームばかり)んで、長年やりたくても密林での販売値段がアレなため(笑)手が出せなかったWiz8を(英語版ですが)手に入れることが出来て始めたらもう止まらなくなってしまったという……
おかげで時間がかつかつですw
言い訳じみたことはこんくらいにして(汗
来月11/10ですが、ゲームレジェンドというレトロゲームオンリーイベントに参加しますw
スカイリムメイン(普段コミケはSFIIIメインなのでコミケ以外はと)で参加ですが、まあ今からどうなることやらw
洋ゲーでのジャンルは今回初です。今迄ずっとシャイフォだったからね。
新刊出そうと思ってましたが、例の如く絵が終わらないんでこれはどうしようか……状態です。そろそろ冬受かった場合を考慮して描かなくちゃいけないんですけどね~;;;
詳しくはサイトをごらんください。
http://www.geocities.jp/zed_gamelegend/
ちなみに、会場のある場所は中の人の住んでる場所からめちゃ近いです(笑)
歩いていける距離とまではいきませんが。
とりあえず今日はこんくらいで(汗
次こそはマトモなSkyrim日記をっ!!!
次はマトモな日記を・・・と思ってたのに、今回書くことが少ないw
現状ですが、絵をだらだら描いてるせいで全然ブログを更新してなかった、と(笑)
絵自体は時間がかかるものではないんですが、俺は過去何度もここで言ってるとおり遅筆中の遅筆なんで、ちんたらちんたらやってるせいで全然進んでません(おぃ
やるときは一気にやるんですが、今現在Wiz8がSteamで販売し始めたことがあってもうそっちに夢中になってまして・・スカイリムもしながらWiz8もやって絵も描いてというよくわからん状況になってます、ハイ。
中の人はスカイリムをやる前は3Dダンジョンゲーばかりやってました(いや、ネトゲとかもやってたけどオフゲといったらダンジョンゲームばかり)んで、長年やりたくても密林での販売値段がアレなため(笑)手が出せなかったWiz8を(英語版ですが)手に入れることが出来て始めたらもう止まらなくなってしまったという……
おかげで時間がかつかつですw
言い訳じみたことはこんくらいにして(汗
来月11/10ですが、ゲームレジェンドというレトロゲームオンリーイベントに参加しますw
スカイリムメイン(普段コミケはSFIIIメインなのでコミケ以外はと)で参加ですが、まあ今からどうなることやらw
洋ゲーでのジャンルは今回初です。今迄ずっとシャイフォだったからね。
新刊出そうと思ってましたが、例の如く絵が終わらないんでこれはどうしようか……状態です。そろそろ冬受かった場合を考慮して描かなくちゃいけないんですけどね~;;;
詳しくはサイトをごらんください。
http://www.geocities.jp/zed_gamelegend/
ちなみに、会場のある場所は中の人の住んでる場所からめちゃ近いです(笑)
歩いていける距離とまではいきませんが。
とりあえず今日はこんくらいで(汗
次こそはマトモなSkyrim日記をっ!!!
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09.19.23:54
あれー? エロは描かないんじゃなかったっけぇ・・?(汗焦
えー……どうも、ご無沙汰して・・ませんね(汗
なんかねー 夏が終わって涼しくなってきたこの方、そういや6月辺りに何かお題を出された絵があったなぁ……と過去のつぶやきをあさって見つけてみました。
最近そういうのしか描いてないって? まあお題があったほうが妄想膨らみますからねえ(笑)
で、こんなんでした。
まあそれはしょうがないとして、コミケが終わったら描いてみようかなーーーー……と思っていたのをすっかり忘れてましたorz
裸エプロンのセラーナたんにそそられて、描くならこういうのがいいかなーとか考えていましたが当時コミケの新刊で忙しくて全然無理で、原稿が終わったのはコミケ前日に近い状況だったのですっかり失念してました。
当時思っていたのとは若干違いますがとりあえず描いてみました。
ちょっとエロいので18禁とまではいきませんが15歳以下閲覧禁止とします。
もちろん無断転載複写複製禁止です。

ホモには(中の人が野郎なのでまあ当たり前ですが)まったく興味はありませんが、セラーナたんを犯すのには興味津々です!!(爆死
裸エプロンというシチュエーションはつまり、台所(スカイリムには台所というものが厳密に言うとないので暖炉とか)にいるものだと考え、暖炉の前でどばきんさんに………なモノを描いてみました。サーセンwww
しかしまー俺の描くセラーナたんはどんどんゲームの中のセラーナたんと違う感じになっていますが、まあ何も似せて描くのが二次創作の全てではないと俺は思っているのでこういうのもあってもいいんジャマイカと勝手に判断し勝手に描いてます。ベセスダさんには申し訳ないですww
どばきんさんだって厳密に言うとゲームのジュリアンさん(自キャラドヴァーキンさん)とは似ても似つかないものですからねえ・・
まあ俺みたいな底辺の絵師はあまり目にかかることもないと思うのでコレも別段、誰かの目に留まることもないと勝手に判断して載せてますw
Skyrim絵師さんは素晴らしい方がたくさんいらっしゃいますからね。
Pixivやらツイッターやら見るといやあ、毎回すごいなあと見てるこっちが妙に嬉しくなります^^
ただそんなエロ絵を載せただけかよ! と思われるのも悔しいですがそのとおりです!!(爆死
まあただ、この絵を色塗ろうかこのままにすべきか考え中なのもあって、ブログに載せてみてどういう感じに見てもらえるのかな、という試験的な試みもあって載せてるつもりでもありますw
時たまそういう検索で飛んでこられる方もいらっしゃいますからね(笑)
さあどうするどうなるセラーナたん!!!(意味不明
スイマセン次はマトモな日記書きます……
なんかねー 夏が終わって涼しくなってきたこの方、そういや6月辺りに何かお題を出された絵があったなぁ……と過去のつぶやきをあさって見つけてみました。
最近そういうのしか描いてないって? まあお題があったほうが妄想膨らみますからねえ(笑)
で、こんなんでした。
相変わらずRT数は全然足りない状況でしたけど(笑)あなたは5RTされたらコスプレ服のセラーナ、6RTされたら裸エプロン姿のセラーナ、16RTされたら網タイツ姿のセラーナを描きましょう。 http://t.co/8NBz9BJdoR うん、描いてもいい・・・(但しコミケが終わった後←
— ジュリアン@人間をなめるなっ! (@9412JMS) June 26, 2013
まあそれはしょうがないとして、コミケが終わったら描いてみようかなーーーー……と思っていたのをすっかり忘れてましたorz
裸エプロンのセラーナたんにそそられて、描くならこういうのがいいかなーとか考えていましたが当時コミケの新刊で忙しくて全然無理で、原稿が終わったのはコミケ前日に近い状況だったのですっかり失念してました。
当時思っていたのとは若干違いますがとりあえず描いてみました。
ちょっとエロいので18禁とまではいきませんが15歳以下閲覧禁止とします。
もちろん無断転載複写複製禁止です。
ホモには(中の人が野郎なのでまあ当たり前ですが)まったく興味はありませんが、セラーナたんを犯すのには興味津々です!!(爆死
裸エプロンというシチュエーションはつまり、台所(スカイリムには台所というものが厳密に言うとないので暖炉とか)にいるものだと考え、暖炉の前でどばきんさんに………なモノを描いてみました。サーセンwww
しかしまー俺の描くセラーナたんはどんどんゲームの中のセラーナたんと違う感じになっていますが、まあ何も似せて描くのが二次創作の全てではないと俺は思っているのでこういうのもあってもいいんジャマイカと勝手に判断し勝手に描いてます。ベセスダさんには申し訳ないですww
どばきんさんだって厳密に言うとゲームのジュリアンさん(自キャラドヴァーキンさん)とは似ても似つかないものですからねえ・・
まあ俺みたいな底辺の絵師はあまり目にかかることもないと思うのでコレも別段、誰かの目に留まることもないと勝手に判断して載せてますw
Skyrim絵師さんは素晴らしい方がたくさんいらっしゃいますからね。
Pixivやらツイッターやら見るといやあ、毎回すごいなあと見てるこっちが妙に嬉しくなります^^
ただそんなエロ絵を載せただけかよ! と思われるのも悔しいですがそのとおりです!!(爆死
まあただ、この絵を色塗ろうかこのままにすべきか考え中なのもあって、ブログに載せてみてどういう感じに見てもらえるのかな、という試験的な試みもあって載せてるつもりでもありますw
時たまそういう検索で飛んでこられる方もいらっしゃいますからね(笑)
さあどうするどうなるセラーナたん!!!(意味不明
スイマセン次はマトモな日記書きます……
09.05.00:09
Falskaarに飛んでさあ大変! その3+α
……Falskaarに飛ばされて数ヶ月が経った。
最初はSkyrimに戻る手段を探していたが、それも最早諦めがついている。
いや、戻る手段はあるんだぜ。
ファルスカールにある唯一の港、そこにある一隻の船を所有する船長、ヴルフという人物が時折積荷をスカイリムに運んだりしているという話をアンバー・クリークの住人や首長から聞いてすぐさま向かい、スカイリムに向かえないか話をした。
だけど……俺は戻らなかった。それは俺がこの地に来た理由そのもの──
「ファルスカールは今、戦争の真っ只中にある。
イングヴァールという者が、なにやらよからぬ事を企てているのだ、彼は山賊を仲間としてかき集め、ファルスカールの砦、集落、遺跡等に散らばらせこの地に住む者達を脅かしているのだ。
彼が何を企んでいるのかは分からない。しかし、アンバー・クリークの住人が攫われたのは事実だ──君はそれを救ってくれたのだ」
アンバー・クリークの首長、アグナーと会ったのは俺がファルスカールに着いて次の日──泥のように眠って目が覚めた翌日昼過ぎ──だった。
彼はこうも言った。時折“扉”を通ってタムリエルからやって来る者が居る、彼らは総じて「旅人」と呼ばれ、ファルスカールが混乱に陥りし時現れ、その混乱を収める者という伝説がある──と。
つまり俺はその“扉”──あの衛兵らしき奴が言ってたのはこれか──から通ってきた「旅人」であり、ファルスカールの混乱を収める力を持つ者。
リフテンのどっかのおっさんから頼まれた依頼が、俺をこんな遥か遠い大陸へ誘うとは誰が予想しただろうか。
そんな訳がない、と俺はアグナーに何度も言った。俺は旅人なんかじゃない、たまたま依頼を受けて遺跡に入ったら装置が作動してたまたまここに来ただけだ、と。
それでも俺だけがこの地にやってきたのだ──俺が旅人なのだ。
数ヶ月経ち、山賊を討伐しながら町の人の依頼を受けたりして、すっかり俺はアンバー・クリークの住人になりきっていた。
空き家を買い、家を改装しながら依頼をこなして金をため、何もないときはアンバー・クリークから西側に歩いていくとある温泉に浸かってのんびり一日を過ごすこともあった。
そんな日は大体手帳にセラーナに宛てた日記を兼ねた手紙を書くこともあった。もし俺の身に何かがあったら、手帳をスカイリムに送ってくれとヴルフには伝えてある。
そんなのんびりした日々を破るかのように、ある男がアンバー・クリークにやって来たことで、事態は急展開を迎えることとなる。
黒光りをする鎧に身を固めた巨漢、イングヴァールと呼ばれる男が……
ご無沙汰してます。
実を言うともうメインクエストラインは終わってます(笑)
いやあ細部までとてもよく出来たクエストでした。感動しました。
なのでスカイリムに戻ることはできてますがw
メイン以外のクエストもとてもよく出来てるからそこらへんも書いてみたいな~~とか思ってましたが、この状況だと無理そうですね><w
まあネタバレはしないように気をつけてるんで、多分小説にしたてて書くのもこれが最後と思われますw
今回+αになってるのは、ツイッタの診断メーカーで絵を描くお題を与えられた奴が面白かったんで落書きですが載せてみましたw
どういうお題か?
ポッキーゲームかどうかちょっとあやふやですがとりあえず描いたので投下。
ポッキーゲームてアレでしょ? 端を咥えて食べていくアレでしょ?w
自キャラどばきん(ジュリアン)まで描いていて申し訳ないですが><w
ではまた次の日記でw
なんか雷なってて不安定でPCつけておくのが怖いww
最初はSkyrimに戻る手段を探していたが、それも最早諦めがついている。
いや、戻る手段はあるんだぜ。
ファルスカールにある唯一の港、そこにある一隻の船を所有する船長、ヴルフという人物が時折積荷をスカイリムに運んだりしているという話をアンバー・クリークの住人や首長から聞いてすぐさま向かい、スカイリムに向かえないか話をした。
だけど……俺は戻らなかった。それは俺がこの地に来た理由そのもの──
「ファルスカールは今、戦争の真っ只中にある。
イングヴァールという者が、なにやらよからぬ事を企てているのだ、彼は山賊を仲間としてかき集め、ファルスカールの砦、集落、遺跡等に散らばらせこの地に住む者達を脅かしているのだ。
彼が何を企んでいるのかは分からない。しかし、アンバー・クリークの住人が攫われたのは事実だ──君はそれを救ってくれたのだ」
アンバー・クリークの首長、アグナーと会ったのは俺がファルスカールに着いて次の日──泥のように眠って目が覚めた翌日昼過ぎ──だった。
彼はこうも言った。時折“扉”を通ってタムリエルからやって来る者が居る、彼らは総じて「旅人」と呼ばれ、ファルスカールが混乱に陥りし時現れ、その混乱を収める者という伝説がある──と。
つまり俺はその“扉”──あの衛兵らしき奴が言ってたのはこれか──から通ってきた「旅人」であり、ファルスカールの混乱を収める力を持つ者。
リフテンのどっかのおっさんから頼まれた依頼が、俺をこんな遥か遠い大陸へ誘うとは誰が予想しただろうか。
そんな訳がない、と俺はアグナーに何度も言った。俺は旅人なんかじゃない、たまたま依頼を受けて遺跡に入ったら装置が作動してたまたまここに来ただけだ、と。
それでも俺だけがこの地にやってきたのだ──俺が旅人なのだ。
数ヶ月経ち、山賊を討伐しながら町の人の依頼を受けたりして、すっかり俺はアンバー・クリークの住人になりきっていた。
空き家を買い、家を改装しながら依頼をこなして金をため、何もないときはアンバー・クリークから西側に歩いていくとある温泉に浸かってのんびり一日を過ごすこともあった。
そんな日は大体手帳にセラーナに宛てた日記を兼ねた手紙を書くこともあった。もし俺の身に何かがあったら、手帳をスカイリムに送ってくれとヴルフには伝えてある。
そんなのんびりした日々を破るかのように、ある男がアンバー・クリークにやって来たことで、事態は急展開を迎えることとなる。
黒光りをする鎧に身を固めた巨漢、イングヴァールと呼ばれる男が……
ご無沙汰してます。
実を言うともうメインクエストラインは終わってます(笑)
いやあ細部までとてもよく出来たクエストでした。感動しました。
なのでスカイリムに戻ることはできてますがw
メイン以外のクエストもとてもよく出来てるからそこらへんも書いてみたいな~~とか思ってましたが、この状況だと無理そうですね><w
まあネタバレはしないように気をつけてるんで、多分小説にしたてて書くのもこれが最後と思われますw
今回+αになってるのは、ツイッタの診断メーカーで絵を描くお題を与えられた奴が面白かったんで落書きですが載せてみましたw
どういうお題か?
こんなお題でしたw48時間以内に0.5RTされたらセラーナが口では嫌がりながらポッキーゲームをしている絵を描きます。RTされなくても描きます。 http://t.co/OfknD0gWu6 ツンデレですなあツンデレ。セラーナたんマジツンデレー
— ジュリアン@人間をなめるなっ! (@9412JMS) September 3, 2013
ポッキーゲームかどうかちょっとあやふやですがとりあえず描いたので投下。
ポッキーゲームてアレでしょ? 端を咥えて食べていくアレでしょ?w
自キャラどばきん(ジュリアン)まで描いていて申し訳ないですが><w
ではまた次の日記でw
なんか雷なってて不安定でPCつけておくのが怖いww
08.23.23:38
Falskaarに飛んでさあ大変!(その2)+α
──旅人(トラベラー)って?
扉を通って異国からやってきた者を総称してそう言うらしい。
「ちょっと待てよ、俺は何も知らないんだ。たまたま装置を起動させたらここに着いてしまっただけで……」
旅人。
戦や戦乱が起こる際、異国から扉を通してやってくる者。そしてそれは即ち、騒乱の時代を表す象徴──
しかし、ファルスカールとよばれる大陸に住んでいるであろう目の前の男は、俺を警戒もしなければ攻撃もしてこなかった。ただ、ここから出すには自分の仕事を済ませなければならない、それを手伝ってくれればいい、とだけ。
「ジュリアン、というのか? 俺はアンバー・クリークを守る衛兵の一人だよ。ここに来たのはたまたまの偶然、って訳じゃない。アンバー・クリークに住む住人が攫われてしまって、捜索してたらあんたを見つけたんだよ。これも何かのお導きかね」
シャッターを開くレバーを押し、なんとか俺はドゥーマー遺跡から出ることが出来た。出た途端視界に映ったのは──夕日に照らされてまばゆい黄金色の葉をつけた木々の群れ。リフテンあたりで見ることが出来る白樺と同じだ。
「……で、探している住民は?」
何も分からずじまいだったが、とりあえず助けてくれた者の依頼を遂行しなければ。
「遺跡には居なかったから、おそらくこちらの洞窟だろうな。ムズブトハンドの中庭にはもう一つ入り口があるんだ。ついてこい」
そういって俺を促した。
その洞窟──スカイリムと殆ど同じだ。中にはお決まりの如く山賊がたむろしている──からあっさりと住民を救出し、洞窟から脱出したら既に夕闇が訪れてきていた。
「……じゃ、我々はアンバー・クリークに戻るとしよう。お前さん……ジュリアンだったか、扉をくぐって来た者として、ファルスカールに来たことを歓迎しよう。我々の住むアンバー・クリークに来てくれ。首長には話を通しておく。あとでお目にかかるといい」
そういって衛兵は走り去る。助け出された住民も何度もお礼を言いながら走り去っていったではないか。
急に一人になっちまった。今まではセラーナがいたのに、彼女はここには居ない。扉のあちら側──スカイリム側にいるだろうから。
「……俺の言ったことがちゃんと聞き届いてドーンガード砦に戻っていればいいんだが」
まばゆい光に包まれた状態で言ったせいで聞こえてないかもしれない。彼女がムズブトハンドの遺跡を行ったりきたりしてないことを祈るのみだった。
とりあえず彼らの云ったアンバー・クリークに向かうしか手段はなさそうだ。町なら何かしら手に入るだろうし、情報も入りやすい。自分の立場がどういうものなのかも分かるかもしれない。
俺は歩き出した。とりあえず街道を道なりに進めばたどり着くだろう──
一時間たらずでアンバー・クリークにたどり着いた。
スカイリムで云うリバーウッドみたいな小さな町だった。リバーウッドと違う点を挙げるとしたら、首長の家がでんと構えてあるのと、あちこちに田畑があるくらいか。
夜も更けてしまったから、今から首長の家に行くのはちょっと気が引ける。とりあえず暗闇の中灯火の魔法をかけ、俺は宿を探そうとした……が、その努力は全くの無駄だったとすぐ知ることになる。街道に沿って歩いていたらすぐ見つかったからだ。
今日は色々めまぐるしいことがあって疲れた……確かリフテンに着いたとき夕闇の頃だったから、その後遺跡を探索して、こっちに来て、遺跡を出たとき夕方くらいだったから時差があるくらい離れているのかもしれない──スカイリムはどの方角にあるのだろう?
とりあえず一日殆ど寝てない可能性が高い。精神的にも肉体的にも疲弊していた。ぐったりした身持ちで俺は宿の扉をノックもせず開けた。
中に入った途端、辺りの視線がいっせいにこちらに向けられる。
物珍しい感じで見る者、胡散臭そうに見る者、驚いた表情の者、色々な感情が渦巻いた視線がない交ぜになってこちらに向けられている。
これは……あの衛兵か住民が先に伝えていたに違いない。明らかに俺に向けられた視線は好奇心と興味にかられたそればかりだった。
俺は黙ってカウンターに近づき、向こう側で給仕の身なりをした女性に、
「泊まりたいんだが」
そう言っただけなのに相手の女性は目を丸くさせ、こちらを凝視している。俺の顔に何が着いてるって言うんだよ。
「……あ、ごめんなさい。一泊でいいわね」
僅かの間の後、我に返った女性がとりなすようにそう言い、部屋の鍵を持つと「こちらへどうぞ」と借りる部屋へと案内してくれる。
部屋へ向かう際に相変わらずこちらを見ているアンバー・クリークの住民の居る場所を横切ると、椅子に座っていた子供がたまらず俺を指差し、
「ねえ、あなた扉を通って来た人でしょ? 何処から来たの?」
答える気力もない位疲弊していたが、子供を邪険に扱うのも気が引ける。俺は聞いてきた子供の指を──俺に向けられている指を、だ──やさしく握って腕を下げさせ、
「スカイリムからだよ」
その言葉に周りの大人がおぉ……とにわかに騒ぎ立てる。
それ以上は答える力もなく、俺は案内された部屋に入って扉を閉め、内側から鍵を閉めてすぐに鎧をそこら中に脱ぎ捨て、チュニックだけになるとベッドに横たわった。
いろんなことがありすぎて頭の中がパニックになりそうだった──ここに来た理由も、スカイリムに帰れるのかも、何もかも分からない。分からない事だらけだ──
そんなことを考えているうちに意識はふっ……と闇に落ちた。
ども。相変わらずファルスカール満喫中なうな俺ですw
ゲームじゃね、こんな描写はないんですが、フツー一般の人だったら突然異世界につれてこられて何がなんだか訳がわからないよ! 状態になれば疲弊もするだろうと思って書いてみましたwゲームじゃすんなりファルスカールの住人となじんでますけど(笑)
まだまだ楽しんでます。メインクエストも中盤を越えて終盤に差し掛かるところで現在とめてますが、それにしてもここに居る山賊さんがめちゃ強い。あっという間にやられますw
多分俺がパークをあまり取得しないでやってきたからそのツケが回ってるんでしょうな。
瀕死になったりしますがとりあえず元気ですうちのどばきんさんは(笑)
あ、そうそう。それとですね。
ここで告知してもいいのかちと分からんですが、
現在スカイリムのHPを作ってる真っ最中です。暫定的ですが昨日第一次公開をしましたw
載せるのはイラストとか二次創作として出した同人誌一覧とかMOD紹介とかキャラクター商会とかそういうやつですけどw
まだまだ工事中な部分が多いですが、ちまちま更新していけたらと思ってるんで、どぞよろしくお願いします。
アドレスはブログのリンクにある「すらっぷ~」から飛べますのでどうぞ^^
ではまた次回。次回は小説のようにファルスカール検証しては・・いるのかな?w
好評だったら続けます(ぉ
扉を通って異国からやってきた者を総称してそう言うらしい。
「ちょっと待てよ、俺は何も知らないんだ。たまたま装置を起動させたらここに着いてしまっただけで……」
旅人。
戦や戦乱が起こる際、異国から扉を通してやってくる者。そしてそれは即ち、騒乱の時代を表す象徴──
しかし、ファルスカールとよばれる大陸に住んでいるであろう目の前の男は、俺を警戒もしなければ攻撃もしてこなかった。ただ、ここから出すには自分の仕事を済ませなければならない、それを手伝ってくれればいい、とだけ。
「ジュリアン、というのか? 俺はアンバー・クリークを守る衛兵の一人だよ。ここに来たのはたまたまの偶然、って訳じゃない。アンバー・クリークに住む住人が攫われてしまって、捜索してたらあんたを見つけたんだよ。これも何かのお導きかね」
シャッターを開くレバーを押し、なんとか俺はドゥーマー遺跡から出ることが出来た。出た途端視界に映ったのは──夕日に照らされてまばゆい黄金色の葉をつけた木々の群れ。リフテンあたりで見ることが出来る白樺と同じだ。
「……で、探している住民は?」
何も分からずじまいだったが、とりあえず助けてくれた者の依頼を遂行しなければ。
「遺跡には居なかったから、おそらくこちらの洞窟だろうな。ムズブトハンドの中庭にはもう一つ入り口があるんだ。ついてこい」
そういって俺を促した。
その洞窟──スカイリムと殆ど同じだ。中にはお決まりの如く山賊がたむろしている──からあっさりと住民を救出し、洞窟から脱出したら既に夕闇が訪れてきていた。
「……じゃ、我々はアンバー・クリークに戻るとしよう。お前さん……ジュリアンだったか、扉をくぐって来た者として、ファルスカールに来たことを歓迎しよう。我々の住むアンバー・クリークに来てくれ。首長には話を通しておく。あとでお目にかかるといい」
そういって衛兵は走り去る。助け出された住民も何度もお礼を言いながら走り去っていったではないか。
急に一人になっちまった。今まではセラーナがいたのに、彼女はここには居ない。扉のあちら側──スカイリム側にいるだろうから。
「……俺の言ったことがちゃんと聞き届いてドーンガード砦に戻っていればいいんだが」
まばゆい光に包まれた状態で言ったせいで聞こえてないかもしれない。彼女がムズブトハンドの遺跡を行ったりきたりしてないことを祈るのみだった。
とりあえず彼らの云ったアンバー・クリークに向かうしか手段はなさそうだ。町なら何かしら手に入るだろうし、情報も入りやすい。自分の立場がどういうものなのかも分かるかもしれない。
俺は歩き出した。とりあえず街道を道なりに進めばたどり着くだろう──
一時間たらずでアンバー・クリークにたどり着いた。
スカイリムで云うリバーウッドみたいな小さな町だった。リバーウッドと違う点を挙げるとしたら、首長の家がでんと構えてあるのと、あちこちに田畑があるくらいか。
夜も更けてしまったから、今から首長の家に行くのはちょっと気が引ける。とりあえず暗闇の中灯火の魔法をかけ、俺は宿を探そうとした……が、その努力は全くの無駄だったとすぐ知ることになる。街道に沿って歩いていたらすぐ見つかったからだ。
今日は色々めまぐるしいことがあって疲れた……確かリフテンに着いたとき夕闇の頃だったから、その後遺跡を探索して、こっちに来て、遺跡を出たとき夕方くらいだったから時差があるくらい離れているのかもしれない──スカイリムはどの方角にあるのだろう?
とりあえず一日殆ど寝てない可能性が高い。精神的にも肉体的にも疲弊していた。ぐったりした身持ちで俺は宿の扉をノックもせず開けた。
中に入った途端、辺りの視線がいっせいにこちらに向けられる。
物珍しい感じで見る者、胡散臭そうに見る者、驚いた表情の者、色々な感情が渦巻いた視線がない交ぜになってこちらに向けられている。
これは……あの衛兵か住民が先に伝えていたに違いない。明らかに俺に向けられた視線は好奇心と興味にかられたそればかりだった。
俺は黙ってカウンターに近づき、向こう側で給仕の身なりをした女性に、
「泊まりたいんだが」
そう言っただけなのに相手の女性は目を丸くさせ、こちらを凝視している。俺の顔に何が着いてるって言うんだよ。
「……あ、ごめんなさい。一泊でいいわね」
僅かの間の後、我に返った女性がとりなすようにそう言い、部屋の鍵を持つと「こちらへどうぞ」と借りる部屋へと案内してくれる。
部屋へ向かう際に相変わらずこちらを見ているアンバー・クリークの住民の居る場所を横切ると、椅子に座っていた子供がたまらず俺を指差し、
「ねえ、あなた扉を通って来た人でしょ? 何処から来たの?」
答える気力もない位疲弊していたが、子供を邪険に扱うのも気が引ける。俺は聞いてきた子供の指を──俺に向けられている指を、だ──やさしく握って腕を下げさせ、
「スカイリムからだよ」
その言葉に周りの大人がおぉ……とにわかに騒ぎ立てる。
それ以上は答える力もなく、俺は案内された部屋に入って扉を閉め、内側から鍵を閉めてすぐに鎧をそこら中に脱ぎ捨て、チュニックだけになるとベッドに横たわった。
いろんなことがありすぎて頭の中がパニックになりそうだった──ここに来た理由も、スカイリムに帰れるのかも、何もかも分からない。分からない事だらけだ──
そんなことを考えているうちに意識はふっ……と闇に落ちた。
ども。相変わらずファルスカール満喫中なうな俺ですw
ゲームじゃね、こんな描写はないんですが、フツー一般の人だったら突然異世界につれてこられて何がなんだか訳がわからないよ! 状態になれば疲弊もするだろうと思って書いてみましたwゲームじゃすんなりファルスカールの住人となじんでますけど(笑)
まだまだ楽しんでます。メインクエストも中盤を越えて終盤に差し掛かるところで現在とめてますが、それにしてもここに居る山賊さんがめちゃ強い。あっという間にやられますw
多分俺がパークをあまり取得しないでやってきたからそのツケが回ってるんでしょうな。
瀕死になったりしますがとりあえず元気ですうちのどばきんさんは(笑)
あ、そうそう。それとですね。
ここで告知してもいいのかちと分からんですが、
現在スカイリムのHPを作ってる真っ最中です。暫定的ですが昨日第一次公開をしましたw
載せるのはイラストとか二次創作として出した同人誌一覧とかMOD紹介とかキャラクター商会とかそういうやつですけどw
まだまだ工事中な部分が多いですが、ちまちま更新していけたらと思ってるんで、どぞよろしくお願いします。
アドレスはブログのリンクにある「すらっぷ~」から飛べますのでどうぞ^^
ではまた次回。次回は小説のようにファルスカール検証しては・・いるのかな?w
好評だったら続けます(ぉ
08.19.00:30
遠き旅路──Falskaarへ
すべてはあれが元凶だった──
と、云ってもいい。
ドーンガードに吸血鬼の討伐を済ませたという報告を終え、渓谷を抜けて出てきたときは既に宵の口だった。
「……仕方ない、今夜はリフテンに泊まるとするか、セラーナ」
幸いリフテンにはハニーサイドという家があるため、宿代を払うことはせずに済む。従士であり家の管理を任せているイオナが居るはずだ。
「かまいませんわ、吸血鬼でない貴方は夜の行動はつらいものがあるでしょうから」
リフテンに着き、門をくぐって耳に飛び込んできたのは、男の罵声。
どうやら衛兵の一人に食って掛かっていたようだ。しかし衛兵は涼しい顔──フルフェイスの下にどういう表情があるかは見て取ることはできないが態度がそれだった──で目の前で突っ立っている男の言葉なぞ聞く耳持たず、いやその場に居ることすら認識してない様子で突っ立っていただけだった。
「ちっ……もういいわい。まったく腰抜けな衛兵め」
男はそう言い捨て、衛兵から視線をずらした先に、たまたま俺の姿を見つけただけだった──だと思いたい。
「おお、そこの人、話を聞いてくれんかね?」
断る間もなく、男は俺の目前までやってくると、勝手に話を始めたではないか。俺はまだ何も答えちゃいないのによ。
内心呆れ顔で相手の話を聞く羽目になっちまった。さっさと済ませてもらいたいものだ……
そう思っていたが、男の話す内容は奇妙な事だったので、こちらもつい引き寄せられるように質問を重ねてしまう。
どうやらここ、リフテンからさほど離れてない岩山のふもとに鉱山があるのだが、そこを鉱夫の身なりをしていない傭兵らしき者達がうろついている。何かやらかす前に衛兵に事情を話して調査をしてもらいたい──しかし門前払いを食わされた、との事。
そしてお決まりというより当然のごとく、俺に調査をしてもらえないか──最後にそう付け足される。
幸い、今は宵の口だ。宵闇にまぎれて調査をするなら簡単だろう、鉱山なぞさほど広くもないからすぐ終わるはず、ざっと調べて安全だといえば男も安心する筈。
そう思って俺は調査すると返事をしてしまった──それが、始まりだった。
鉱山に着くと、見張りらしき傭兵が鉱山内をたむろしている。
「どうやらあの男が言ったことは間違いないようですわね。問題は彼らが何故ここに居るのか、ですが」
セラーナが俺の背後でそろりそろりと隠密状態で歩きながら小声で話してくる。
「確かにな……素直に吐いてくれる相手じゃないだろう、とりあえず奥まで進んでみようぜ」
簡単に通してはくれないだろうがな、相手も俺同様傭兵だ、手練であることは見越しておいた方がいい。
俺達に気づくやいなや、傭兵は各々武器を抜いて降りかかってきた。
「ちょっと待てよ、俺も傭兵だぜ、一応」
ひらりとかわしながら剣を抜き、柄部分を相手の腹にめり込ませる。がっ、という鈍い音と共に、鳩尾に叩き込まれた柄にやられた傭兵は胃液を吐いてその場にくず折れた。同業者故に殺したくはないのだが──セラーナが居る以上、そうもいってられない。彼女は吸血鬼だ、容赦はしないだろう。
実際セラーナの方を見ると、吸血攻撃をしつつ氷の矢を放って相手の戦意をじわじわと削ぎ落としている。魔法にいたっては俺より数倍レベルが高いから、直接攻撃を受けない限りは大丈夫だろうが……
倒れている相手を背後から剣を突き刺し、すまない、と内心謝ってから剣を引き抜く。鮮血を溢れさせながら相手は絶命した。情けない死なせ方させて悪かったな。
ふと見ると他の相手はセラーナが全て倒してしまっていた。剣を収め、先に進もうと促す。
彼らはいったい何故、鉱山なぞに立て篭もっていたのだろう……
その理由が分かったのは鉱山の最奥部だった。
鉱山の一部から穴が開き、そこがなんとドゥーマー遺跡の一部に繋がっていたのだ。
最奥部にはドワーフ・センチュリオンが突っ立っており、その傍らには傭兵が二人、血を流して絶命していた。
何があったかは想像しなくても分かる。
新たに部屋に入ってきた俺達を敵とみなしたドワーフ・センチュリオンは、でかい図体をがしゃんがしゃん金属音を立てながら走ってこちらに近づいてきた。
勿論あっけなく殺した──壊した、のが合ってるかな?
ぴくりとも動かなくなったセンチュリオンから離れ、死んでいる傭兵の一人に近づき、荷物を調べると──手記と四角いキューブが見つかった。
何度か見たことがある、ドゥーマー遺跡ではこれを使って装置を起動することができたりするものだ。装置は、というと、部屋の壁側、なぜかシャッターが閉まっている部分の手前におかれてあった。
「……コレを使おうとして絶命したのかね」
あまり軽々しく装置を使っていいものではないと分かっていたつもりだったのに──俺はキューブを装置に置き、起動させてしまった。
起動と同時にがしゃん、とキューブの外側が外れ、中の青白く光るコアがにわかに輝きはじめた。
「何が起こるんですの……」
セラーナは興味と恐怖がない交ぜになった表情であたりを見回している──すると、壁側にあったシャッターがいっせいに外れ、そして奇妙な事に──壁の一角がぼんやり光りだしているではないか。
「なんだ……あれは」
不用意に壁に近づいたのがまずかった。
俺がシャッターのあった部分を通り過ぎると、また再びシャッターが下りたのだ。
はっと気づいた時には手遅れだった。セラーナはシャッターの棒を掴み、
「ジュリアン、はずしてくれないと私もそちらに行けませんわ」
そうは言うもののびくとも動かない、そうだ、あの装置だ──気づいた時には背後の壁の光はどんどん溢れてきていた。
「セラーナ、あの装置! 装置からキューブを引っ張り出すんだ!」
はっと気づいた様子で、セラーナは装置に近づき、キューブを取り出そうとした時だった──
ふわっ、と俺の身体が浮く。何かにひっぱられる。壁に吸い込まれる──
「ジュリアン!」
悲鳴とも似つかぬセラーナの声。
しかし既に俺の視界は壁から溢れる光でまっしろで、彼女が何処から声を出しているか見当もつかなかった──しかし。
「セラーナ、必ず戻る! だから砦で待っててくれ、必ず、必ず戻ってみせるから──!!」
そう言った所で、俺の意識は闇に落ちた。
「………、……だ……た?」
黒い意識が徐々にはっきりとしてくる。どうやら誰かが声を出しているようだ、低い声だから、恐らくは男性──男性?
はっ、と目が覚めると、目の前は岩で作られた天井。──倒れてたのか俺?
「おい、あんた、あんただよ! なんたってそんなところにいるんだ、まさか、ゲートを通ってきたとでもいうのか?」
今度ははっきりと聞くことができた。身を起こし声の聞こえる方向を見たところで、再びあのシャッターが飛び込んできた。そしてその向こう側に居るのは──キュイラスを身に纏った男。ノルドのようだ。
「えっ……と、あんた誰だ?」
声を出すと、相手は目を丸くさせて俺を指差し、
「誰だと聞きたいのはこっちだよ。ムズブトハンドのゲートを通ってやってきたんだろ? だからあんたそこに居るんだろ? つまりあんたは“旅人”か? 災厄と災いが起こりし時、現れるという伝説の──」
というのがファルスカールの始まりの部分ですな。
今現在これで遊びとおしてます。フォロワーは居ないほうがいいらしいのでセラーナたんとは別れてます。なので別れる理由を小説で書いてみましたw
ものすごく広いです。そしてクエストはわんさかあり、ロケーションもどっさりあり、素敵な景色も沢山ありの素晴らしいMODです。
コミケで原稿必死こいてやってたときにこのMODが出て、原稿から脱却したら必ずやろう! と思ってようやくプレイすることができました。
有志の方が日本語化してくださったおかげでプレイできるんですからありがたいですね。
またブログであれこれ載せていけたらと思いますw
PC版プレイヤーの方は是非どうぞ。バグも殆どなく競合も今のところ自分のみにはおきてません。
今後どうなるかわかりませんがw
SSは気に入ったものを少々。CoTをFalskaarでも出来るようにしてあるので景色がすごいきれいです。
ではまた。
と、云ってもいい。
ドーンガードに吸血鬼の討伐を済ませたという報告を終え、渓谷を抜けて出てきたときは既に宵の口だった。
「……仕方ない、今夜はリフテンに泊まるとするか、セラーナ」
幸いリフテンにはハニーサイドという家があるため、宿代を払うことはせずに済む。従士であり家の管理を任せているイオナが居るはずだ。
「かまいませんわ、吸血鬼でない貴方は夜の行動はつらいものがあるでしょうから」
リフテンに着き、門をくぐって耳に飛び込んできたのは、男の罵声。
どうやら衛兵の一人に食って掛かっていたようだ。しかし衛兵は涼しい顔──フルフェイスの下にどういう表情があるかは見て取ることはできないが態度がそれだった──で目の前で突っ立っている男の言葉なぞ聞く耳持たず、いやその場に居ることすら認識してない様子で突っ立っていただけだった。
「ちっ……もういいわい。まったく腰抜けな衛兵め」
男はそう言い捨て、衛兵から視線をずらした先に、たまたま俺の姿を見つけただけだった──だと思いたい。
「おお、そこの人、話を聞いてくれんかね?」
断る間もなく、男は俺の目前までやってくると、勝手に話を始めたではないか。俺はまだ何も答えちゃいないのによ。
内心呆れ顔で相手の話を聞く羽目になっちまった。さっさと済ませてもらいたいものだ……
そう思っていたが、男の話す内容は奇妙な事だったので、こちらもつい引き寄せられるように質問を重ねてしまう。
どうやらここ、リフテンからさほど離れてない岩山のふもとに鉱山があるのだが、そこを鉱夫の身なりをしていない傭兵らしき者達がうろついている。何かやらかす前に衛兵に事情を話して調査をしてもらいたい──しかし門前払いを食わされた、との事。
そしてお決まりというより当然のごとく、俺に調査をしてもらえないか──最後にそう付け足される。
幸い、今は宵の口だ。宵闇にまぎれて調査をするなら簡単だろう、鉱山なぞさほど広くもないからすぐ終わるはず、ざっと調べて安全だといえば男も安心する筈。
そう思って俺は調査すると返事をしてしまった──それが、始まりだった。
鉱山に着くと、見張りらしき傭兵が鉱山内をたむろしている。
「どうやらあの男が言ったことは間違いないようですわね。問題は彼らが何故ここに居るのか、ですが」
セラーナが俺の背後でそろりそろりと隠密状態で歩きながら小声で話してくる。
「確かにな……素直に吐いてくれる相手じゃないだろう、とりあえず奥まで進んでみようぜ」
簡単に通してはくれないだろうがな、相手も俺同様傭兵だ、手練であることは見越しておいた方がいい。
俺達に気づくやいなや、傭兵は各々武器を抜いて降りかかってきた。
「ちょっと待てよ、俺も傭兵だぜ、一応」
ひらりとかわしながら剣を抜き、柄部分を相手の腹にめり込ませる。がっ、という鈍い音と共に、鳩尾に叩き込まれた柄にやられた傭兵は胃液を吐いてその場にくず折れた。同業者故に殺したくはないのだが──セラーナが居る以上、そうもいってられない。彼女は吸血鬼だ、容赦はしないだろう。
実際セラーナの方を見ると、吸血攻撃をしつつ氷の矢を放って相手の戦意をじわじわと削ぎ落としている。魔法にいたっては俺より数倍レベルが高いから、直接攻撃を受けない限りは大丈夫だろうが……
倒れている相手を背後から剣を突き刺し、すまない、と内心謝ってから剣を引き抜く。鮮血を溢れさせながら相手は絶命した。情けない死なせ方させて悪かったな。
ふと見ると他の相手はセラーナが全て倒してしまっていた。剣を収め、先に進もうと促す。
彼らはいったい何故、鉱山なぞに立て篭もっていたのだろう……
その理由が分かったのは鉱山の最奥部だった。
鉱山の一部から穴が開き、そこがなんとドゥーマー遺跡の一部に繋がっていたのだ。
最奥部にはドワーフ・センチュリオンが突っ立っており、その傍らには傭兵が二人、血を流して絶命していた。
何があったかは想像しなくても分かる。
新たに部屋に入ってきた俺達を敵とみなしたドワーフ・センチュリオンは、でかい図体をがしゃんがしゃん金属音を立てながら走ってこちらに近づいてきた。
勿論あっけなく殺した──壊した、のが合ってるかな?
ぴくりとも動かなくなったセンチュリオンから離れ、死んでいる傭兵の一人に近づき、荷物を調べると──手記と四角いキューブが見つかった。
何度か見たことがある、ドゥーマー遺跡ではこれを使って装置を起動することができたりするものだ。装置は、というと、部屋の壁側、なぜかシャッターが閉まっている部分の手前におかれてあった。
「……コレを使おうとして絶命したのかね」
あまり軽々しく装置を使っていいものではないと分かっていたつもりだったのに──俺はキューブを装置に置き、起動させてしまった。
起動と同時にがしゃん、とキューブの外側が外れ、中の青白く光るコアがにわかに輝きはじめた。
「何が起こるんですの……」
セラーナは興味と恐怖がない交ぜになった表情であたりを見回している──すると、壁側にあったシャッターがいっせいに外れ、そして奇妙な事に──壁の一角がぼんやり光りだしているではないか。
「なんだ……あれは」
不用意に壁に近づいたのがまずかった。
俺がシャッターのあった部分を通り過ぎると、また再びシャッターが下りたのだ。
はっと気づいた時には手遅れだった。セラーナはシャッターの棒を掴み、
「ジュリアン、はずしてくれないと私もそちらに行けませんわ」
そうは言うもののびくとも動かない、そうだ、あの装置だ──気づいた時には背後の壁の光はどんどん溢れてきていた。
「セラーナ、あの装置! 装置からキューブを引っ張り出すんだ!」
はっと気づいた様子で、セラーナは装置に近づき、キューブを取り出そうとした時だった──
ふわっ、と俺の身体が浮く。何かにひっぱられる。壁に吸い込まれる──
「ジュリアン!」
悲鳴とも似つかぬセラーナの声。
しかし既に俺の視界は壁から溢れる光でまっしろで、彼女が何処から声を出しているか見当もつかなかった──しかし。
「セラーナ、必ず戻る! だから砦で待っててくれ、必ず、必ず戻ってみせるから──!!」
そう言った所で、俺の意識は闇に落ちた。
「………、……だ……た?」
黒い意識が徐々にはっきりとしてくる。どうやら誰かが声を出しているようだ、低い声だから、恐らくは男性──男性?
はっ、と目が覚めると、目の前は岩で作られた天井。──倒れてたのか俺?
「おい、あんた、あんただよ! なんたってそんなところにいるんだ、まさか、ゲートを通ってきたとでもいうのか?」
今度ははっきりと聞くことができた。身を起こし声の聞こえる方向を見たところで、再びあのシャッターが飛び込んできた。そしてその向こう側に居るのは──キュイラスを身に纏った男。ノルドのようだ。
「えっ……と、あんた誰だ?」
声を出すと、相手は目を丸くさせて俺を指差し、
「誰だと聞きたいのはこっちだよ。ムズブトハンドのゲートを通ってやってきたんだろ? だからあんたそこに居るんだろ? つまりあんたは“旅人”か? 災厄と災いが起こりし時、現れるという伝説の──」
というのがファルスカールの始まりの部分ですな。
今現在これで遊びとおしてます。フォロワーは居ないほうがいいらしいのでセラーナたんとは別れてます。なので別れる理由を小説で書いてみましたw
ものすごく広いです。そしてクエストはわんさかあり、ロケーションもどっさりあり、素敵な景色も沢山ありの素晴らしいMODです。
コミケで原稿必死こいてやってたときにこのMODが出て、原稿から脱却したら必ずやろう! と思ってようやくプレイすることができました。
有志の方が日本語化してくださったおかげでプレイできるんですからありがたいですね。
またブログであれこれ載せていけたらと思いますw
PC版プレイヤーの方は是非どうぞ。バグも殆どなく競合も今のところ自分のみにはおきてません。
今後どうなるかわかりませんがw
SSは気に入ったものを少々。CoTをFalskaarでも出来るようにしてあるので景色がすごいきれいです。
ではまた。