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スカイリムの攻略とかあまり役に立たない日々のプレイ日記をだらだらかいていくつもりです。

雪と氷とドラゴンと。

   

遠き旅路──Falskaarへ

すべてはあれが元凶だった──
 と、云ってもいい。

 ドーンガードに吸血鬼の討伐を済ませたという報告を終え、渓谷を抜けて出てきたときは既に宵の口だった。
「……仕方ない、今夜はリフテンに泊まるとするか、セラーナ」
 幸いリフテンにはハニーサイドという家があるため、宿代を払うことはせずに済む。従士であり家の管理を任せているイオナが居るはずだ。
「かまいませんわ、吸血鬼でない貴方は夜の行動はつらいものがあるでしょうから」

 リフテンに着き、門をくぐって耳に飛び込んできたのは、男の罵声。
 どうやら衛兵の一人に食って掛かっていたようだ。しかし衛兵は涼しい顔──フルフェイスの下にどういう表情があるかは見て取ることはできないが態度がそれだった──で目の前で突っ立っている男の言葉なぞ聞く耳持たず、いやその場に居ることすら認識してない様子で突っ立っていただけだった。
「ちっ……もういいわい。まったく腰抜けな衛兵め」
 男はそう言い捨て、衛兵から視線をずらした先に、たまたま俺の姿を見つけただけだった──だと思いたい。
「おお、そこの人、話を聞いてくれんかね?」
 断る間もなく、男は俺の目前までやってくると、勝手に話を始めたではないか。俺はまだ何も答えちゃいないのによ。
 内心呆れ顔で相手の話を聞く羽目になっちまった。さっさと済ませてもらいたいものだ……
 そう思っていたが、男の話す内容は奇妙な事だったので、こちらもつい引き寄せられるように質問を重ねてしまう。
 どうやらここ、リフテンからさほど離れてない岩山のふもとに鉱山があるのだが、そこを鉱夫の身なりをしていない傭兵らしき者達がうろついている。何かやらかす前に衛兵に事情を話して調査をしてもらいたい──しかし門前払いを食わされた、との事。
 そしてお決まりというより当然のごとく、俺に調査をしてもらえないか──最後にそう付け足される。
 
 幸い、今は宵の口だ。宵闇にまぎれて調査をするなら簡単だろう、鉱山なぞさほど広くもないからすぐ終わるはず、ざっと調べて安全だといえば男も安心する筈。
 そう思って俺は調査すると返事をしてしまった──それが、始まりだった。

 鉱山に着くと、見張りらしき傭兵が鉱山内をたむろしている。
「どうやらあの男が言ったことは間違いないようですわね。問題は彼らが何故ここに居るのか、ですが」
 セラーナが俺の背後でそろりそろりと隠密状態で歩きながら小声で話してくる。
「確かにな……素直に吐いてくれる相手じゃないだろう、とりあえず奥まで進んでみようぜ」
 簡単に通してはくれないだろうがな、相手も俺同様傭兵だ、手練であることは見越しておいた方がいい。
 俺達に気づくやいなや、傭兵は各々武器を抜いて降りかかってきた。
「ちょっと待てよ、俺も傭兵だぜ、一応」
 ひらりとかわしながら剣を抜き、柄部分を相手の腹にめり込ませる。がっ、という鈍い音と共に、鳩尾に叩き込まれた柄にやられた傭兵は胃液を吐いてその場にくず折れた。同業者故に殺したくはないのだが──セラーナが居る以上、そうもいってられない。彼女は吸血鬼だ、容赦はしないだろう。
 実際セラーナの方を見ると、吸血攻撃をしつつ氷の矢を放って相手の戦意をじわじわと削ぎ落としている。魔法にいたっては俺より数倍レベルが高いから、直接攻撃を受けない限りは大丈夫だろうが……
 倒れている相手を背後から剣を突き刺し、すまない、と内心謝ってから剣を引き抜く。鮮血を溢れさせながら相手は絶命した。情けない死なせ方させて悪かったな。
 ふと見ると他の相手はセラーナが全て倒してしまっていた。剣を収め、先に進もうと促す。
 彼らはいったい何故、鉱山なぞに立て篭もっていたのだろう……

 その理由が分かったのは鉱山の最奥部だった。
 鉱山の一部から穴が開き、そこがなんとドゥーマー遺跡の一部に繋がっていたのだ。
 最奥部にはドワーフ・センチュリオンが突っ立っており、その傍らには傭兵が二人、血を流して絶命していた。
 何があったかは想像しなくても分かる。
 新たに部屋に入ってきた俺達を敵とみなしたドワーフ・センチュリオンは、でかい図体をがしゃんがしゃん金属音を立てながら走ってこちらに近づいてきた。

 勿論あっけなく殺した──壊した、のが合ってるかな?
 ぴくりとも動かなくなったセンチュリオンから離れ、死んでいる傭兵の一人に近づき、荷物を調べると──手記と四角いキューブが見つかった。
 何度か見たことがある、ドゥーマー遺跡ではこれを使って装置を起動することができたりするものだ。装置は、というと、部屋の壁側、なぜかシャッターが閉まっている部分の手前におかれてあった。
「……コレを使おうとして絶命したのかね」
 あまり軽々しく装置を使っていいものではないと分かっていたつもりだったのに──俺はキューブを装置に置き、起動させてしまった。
 起動と同時にがしゃん、とキューブの外側が外れ、中の青白く光るコアがにわかに輝きはじめた。
「何が起こるんですの……」
 セラーナは興味と恐怖がない交ぜになった表情であたりを見回している──すると、壁側にあったシャッターがいっせいに外れ、そして奇妙な事に──壁の一角がぼんやり光りだしているではないか。
「なんだ……あれは」
 不用意に壁に近づいたのがまずかった。
 俺がシャッターのあった部分を通り過ぎると、また再びシャッターが下りたのだ。
 はっと気づいた時には手遅れだった。セラーナはシャッターの棒を掴み、
「ジュリアン、はずしてくれないと私もそちらに行けませんわ」
 そうは言うもののびくとも動かない、そうだ、あの装置だ──気づいた時には背後の壁の光はどんどん溢れてきていた。
「セラーナ、あの装置! 装置からキューブを引っ張り出すんだ!」
 はっと気づいた様子で、セラーナは装置に近づき、キューブを取り出そうとした時だった──
 ふわっ、と俺の身体が浮く。何かにひっぱられる。壁に吸い込まれる──
「ジュリアン!」
 悲鳴とも似つかぬセラーナの声。
 しかし既に俺の視界は壁から溢れる光でまっしろで、彼女が何処から声を出しているか見当もつかなかった──しかし。
「セラーナ、必ず戻る! だから砦で待っててくれ、必ず、必ず戻ってみせるから──!!」
 そう言った所で、俺の意識は闇に落ちた。

「………、……だ……た?」
 黒い意識が徐々にはっきりとしてくる。どうやら誰かが声を出しているようだ、低い声だから、恐らくは男性──男性?
 はっ、と目が覚めると、目の前は岩で作られた天井。──倒れてたのか俺?
「おい、あんた、あんただよ! なんたってそんなところにいるんだ、まさか、ゲートを通ってきたとでもいうのか?」
 今度ははっきりと聞くことができた。身を起こし声の聞こえる方向を見たところで、再びあのシャッターが飛び込んできた。そしてその向こう側に居るのは──キュイラスを身に纏った男。ノルドのようだ。
「えっ……と、あんた誰だ?」
 声を出すと、相手は目を丸くさせて俺を指差し、
「誰だと聞きたいのはこっちだよ。ムズブトハンドのゲートを通ってやってきたんだろ? だからあんたそこに居るんだろ? つまりあんたは“旅人”か? 災厄と災いが起こりし時、現れるという伝説の──」


 というのがファルスカールの始まりの部分ですな。
 今現在これで遊びとおしてます。フォロワーは居ないほうがいいらしいのでセラーナたんとは別れてます。なので別れる理由を小説で書いてみましたw
 ものすごく広いです。そしてクエストはわんさかあり、ロケーションもどっさりあり、素敵な景色も沢山ありの素晴らしいMODです。
 コミケで原稿必死こいてやってたときにこのMODが出て、原稿から脱却したら必ずやろう! と思ってようやくプレイすることができました。
 有志の方が日本語化してくださったおかげでプレイできるんですからありがたいですね。
 またブログであれこれ載せていけたらと思いますw
 PC版プレイヤーの方は是非どうぞ。バグも殆どなく競合も今のところ自分のみにはおきてません。
 今後どうなるかわかりませんがw

 SSは気に入ったものを少々。CoTをFalskaarでも出来るようにしてあるので景色がすごいきれいです。
 ではまた。
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プロフィール

HN:
ジュリアン
性別:
男性
職業:
傭兵
自己紹介:
スカイリムはホワイトラン在住のドヴァキン。
現在のところ引越しする予定はなし。
中の人はヘタレですが一応同人誌作家。マイナーゲームの絵を描いてたり。
文章も多いですが一応絵の方専門。
スカイリムの絵とか描いたりフォトショでSSをレタッチしたりするのが好き。
スカイリムに影響されて2012年から英語の勉強を始め現在進行形で勉強中。
ラジオ英語を聴いているのだが、英会話教室に通いたいのに時間と金が無くて嘆いているとかいないとか。

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