05.08.21:47
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03.13.23:47
who are stand up for...?
「これも数奇な巡り合わせ、とでもいうのかしらね」
──と、言われたのはいつだったか。よく覚えていない。
ああ、多分あの時だ、……ソウル・ケルンからセラーナの母親、ヴァレリカをニルンに戻そうと再びあの世界に入った時。死者でもない、生者でもない、魂を閉じ込められた者達が彷徨う世界にセラーナの母親、ヴァレリカは身を潜めていた。
彼女の夫であり、セラーナの父親である吸血鬼の王、ハルコンが死んだ事で、ヴァレリカとセラーナを脅かしていた脅威は去った。だから俺はセラーナと共に、ヴァレリカをソウル・ケルンに留まる必要がなくなった事を言いに再び出向いたんだった。
ヴァレリカは相当驚いていた。俺が嘘でもいってるんじゃないかと思うくらい、こちらに対して相当猜疑心を向けていたが、セラーナが助け舟を出してくれたことでようやく信じたようで、俺の事なんかはなから信用してないんじゃないか、と内心毒づく。まあ、仕方がないのかもしれないが。
彼女は手早く荷物をまとめ、俺達と一緒にソウル・ケルンからタムリエルへと帰ってきた。ゲートをくぐった所で思わず安堵のため息をつく。どうもソウル・ケルン──あの世界は好きになれない。そりゃまあそうか、あの世界に魂を閉じ込められている者達は、ソブンガルデにも行けなければ、転生も許されない──魂の牢獄、とでも言えば分かりやすいか。
生身の自分からしてみれば、半分魂を魂石に入れられただけでさえ気持ち悪いって思ったのに、あんな何も無い世界にずっと閉じ込められ続けるなんて、死にたくたってできない世界でどんな希望を持てばいいのか──想像するだけで身震いしてしまう。
二度とあそこには戻りたくねぇな、と思っていた矢先のことだった。
「……少し話があるんだけど、いいかしら?」
と、ヴァレリカが俺に対して言ってきたのだ。えっ、と思わず彼女の方を振り向く。
ソウル・ケルンから戻ってきたばかりだってのに、一体何を言い出すんだ……? 心の中で何故か身構えてしまう自分がいた。
「セラーナは少し席を外していて。すぐ済むから」
俺の隣にいたセラーナは心外だったのか、何か言いたそうな感じで口を開くも、反論してもしょうがないと観念したのか何なのか、渋々といった様子で俺とヴァレリカの方を交互に見やり、
「……分かりましたわ。お母様の部屋の外にいますから」
やや不機嫌そうな態度でセラーナはすたすたと俺から離れ、部屋を出て行った。
「……話って?」
セラーナが退室したのを見計らってから、俺は口を開いた。ヴァレリカはああ、と肩をすくめ、
「あなたに謝らなくちゃ、と思って。
疑ってる、って思ったでしょう? 仕方がないのよ。嘘を信じてのこのこ戻って目の前にハルコンがいたら──だからヒトの言う事なんて簡単には信用できないのよ。セラーナが言うなら間違いないんだけど」
まあ、その言い分は分かる。簡単にヒトなんて信用するもんじゃない──俺だって何度、そういう事を鵜呑みにして危機に陥ったことがあったか。
「別に気にしちゃいねぇよ。疑うのは当然さ。今まで誰も倒せなかったんだしな」
両手を広げて大丈夫だ、というポーズを取ると、ヴァレリカの表情はにわかにほころんだ。微かに口元が歪んでいる。
そんな自分に気づいたのか、彼女は照れくさそうにほほほと笑いながら、
「笑うことなんて金輪際ずっと無いって思ってたわ」
嬉しいのか、それとも吹っ切れたのかは分からないが、その顔は晴れやかで、憑き物が全て落ちたらこういう顔も出すんだなと、今度はこちらが驚く番だった。
ヴァレリカはしばし照れくさそうに笑った後、
「セラーナの事はどう考えているの?」
唐突に切り出してきた。唐突過ぎて思わずぽかんとしてしまう。女性ってのは話がころころ飛ぶというが、今の切り返しは全く想像だにしていなかった。
「えっ? ……あ、あぁ……セラーナの事か」
どうと言われても、と……返す言葉がなく、所在なさげに俺は頭髪をぼりぼり掻くしかできない。
返答に窮する俺を見かねたのか、
「セラーナをこちらに返して、って言ったら返すつもりなの?」
ぎくりとする事を言ってきた。
「そ、それは──俺が決めることじゃぁ……」
ない……よな……。
その時点で俺が彼女をどうこうできる立場でない事に気づかされる。こんな冒険者無勢と一緒にいるより、母親と一緒に優雅な生活(?)をしていた方が彼女には似合うさ、そう、似合うに決まっている。
言葉続かず再び黙ってしまった俺に、彼女は先程の言葉──
「これも数奇な巡り合わせ、とでもいうのかしらね」
そう──言ってきた。
どういう意味だ? と言い返す暇を与えずヴァレリカは、
「セラーナ、話は終わったわよ、部屋に入ってきていいわ」
と、扉の向こう側にいるであろうセラーナを呼んだ。母親の声に反応してセラーナが扉を開けて入ってくる。
「何の話をしていたんですの?」
当然の質問を口に出すセラーナ。どう答えたらいいものか……と、セラーナに顔を向けられず黙っている俺に対し、
「セラーナ、よく聞いて答えて頂戴」
ヴァレリカが口を開く。まさか……ここにいろ、とか言うんじゃないだろうな? と俺自身内心穏やかでない。
「何ですの?」
話を促すセラーナ。ヴァレリカが再び口を開こうとしたその時、
「待ってくれ、ヴァレリカ」
言葉が勝手に俺の口から飛び出ていた。こちらに反応してセラーナとヴァレリカが顔を向けてくる。こうなってしまった以上、言うより他は──無い。
「前に約束したよな、セラーナは俺が守る、って。その契約は今も履行だ。彼女は俺が連れて行く」
言った途端顔から火が吹きそうな位だった。何故かはわからない。言われた当のセラーナは平然としており、これがまた顔が赤くなる原因でもあったのだが、ヴァレリカはというと、何故か嬉しそうにうんうんと頷いていた。
「……いきなり何の話ですの? ジュリアン」
いきなりも何も、さっきお前のお袋さんとそういう話をしていたんだよ、そう言おうとしたが、
「あら、私が言おうとしていた事、先に言われちゃったわね」
白々しくもヴァレリカが合わせるように口を挟んでくる。えっ、ヴァレリカあんた、セラーナにここに居ろと言うんじゃなかったのか?
そう思ってからすぐ、自分がはめられた事に気がついた。ヴァレリカは最初から俺にセラーナを託すつもりでいたのだ。煮え切らない態度の俺をどうにかしようと……
参ったな、さすが吸血鬼か──伊達に歳くってるんじゃないんだな。なんて言ったら多分怒られそうだけど。
「話は終わりよ。セラーナ、ジュリアンと共に行きなさい。彼があなたを守ってくれるわ。これからもね」
ぽん、とセラーナの肩をやさしく叩いてヴァレリカは娘を送り出した。
──だから今もこうして、彼女は俺の傍にいる。
数ヵ月後、ホワイトラン。
従士の仕事を終えて、首長に挨拶に言ったが、夜更けだったため既に謁見の間にその姿はなかった。
辺りは兵士しかおらず、煌々とついた暖炉の薪が時折爆ぜる音だけが響いており、兵士は立ちながら寝ている姿がちらほら。首長が居ない謁見の間なんぞ兵士がいてもあまり意味がなさそうだが。
「仕方が無いな、明日出直そうぜ、セラーナ」
踵を返そうとしたとき、セラーナが謁見の間をじっと見ながら、
「……ジュリアン」
「ん?」
ふ、と彼女のいる方を見ると、セラーナは首長の座る椅子の近くに立っていた。落ち着かない様子で。
「どうしたんだ? 椅子に座ってみたいのか?」
半ばからかうように言ってみたが、そうじゃない、と言いたげに彼女は首を横に振って見せる。
「違いますわ。……ジュリアンはここで、首長から従士の任命を受けたんですわよね?」
「……ああ。そうだけど?」
それだけ聞きたかっただけなのか? と再度セラーナを見るも、彼女は次に俺から出てくる言葉を待っている様子だった。妙に真剣な面持ちで。
「じゃ、退室……しようか、セラーナ」
と言った途端、セラーナはそれが聞きたかったんじゃない、と言いたげに首を再度横に振った。
「どうしたんだ、セラーナ? まだ何か言いたい事でもあるのかよ?」
奥歯に物が挟まったやりとりにうんざりしていたせいもあって、ため息を交えながら言ってしまった。目前に居るセラーナがそれに気づかない筈もなく──先程までじれったそうにこちらを見ていたが、自分の意を汲み取らない俺にいい加減辟易したのか、セラーナは眉間に細い皺を寄せてこちらを睨みつけ、
「ジュリアンは、卑怯ですわ」
「……は?」
いきなり何を言い出すんだ? 卑怯? 俺が? ……そっちが回りくどい態度を仕掛けてくるからじゃないか、といらっとしかけるも、結局の所セラーナが何を言いたいのか全く分かっていないのに気づいた。
それを聞き出してから反論しても遅くはない。
「順を追って話してくれ。回りくどい態度はやめてくれよ、まったく話が読めねぇぜ」
諭すように言うと、渋々といった様子でセラーナが口に出してきたのは、想像もしてなかったことだった。
「ジュリアンは首長には忠誠を誓ったというのに、守ると言ってくれた私には忠誠を誓う態度を見せたことが一度もないじゃありませんの? 確かに私はホワイトランの首長と比べたら何もないただの──娘ですけど、あなたは知らないでしょうけど、ヴォルキハル城で過ごしてた時は姫君の立場でしたわ、沢山の吸血鬼が私に忠誠を誓ってくれましたわ、勿論、父にも。
なのにあなたは私を守ると口で言ったにも関わらず、忠誠を誓ってこないから口だけだとばかり思ってましたわ。今の態度でようく理解できましたわよ。所詮口約束って事ですわね」
一気にまくしたててきたセラーナに対し、最初こそ目を丸くすることしか出来なかったが──聞いていくにつれ、口元が歪み、息をつきながらセラーナがしゃべり終えた時には俺は笑いをこらえきれず、ははっと口から笑いがこぼれ出していた。
馬鹿にされていると思ったんだろう、セラーナは頬を紅潮させ、先程よりももっと眉間に皺を寄せて睨んでくる。笑いをこらえながら俺は手で違う、というジェスチャーを取った。
「……何言い出すのかと思ったら、そんなこと気にしてたのか? 忠誠、とか相当古いぜ? 確かに俺は従士にはなったけどさ、忠誠とかじゃねぇよ、騎士じゃあるまいし」
まあセラーナは相当前から眠らされていた事実があるし、浮世離れしてる点があってもおかしくはない。実際そういうのは何度も目にしたし体感してきた。
「古臭くてもいいんですの。私はそうされて生きてきただけですわ。あなたが口約束だってのは今のではっきりしましたし」
「口約束なんかじゃない」……ったく、しょうがないな。
椅子の近くに突っ立っているセラーナにゆっくり近づいてから、俺は彼女の目前で跪いてみせた。
「……こんなんでいいのか?」
まさかやると思っていなかったのか、セラーナは黙って俺を見下げていたが、はっとした様子で我に返ると、黙って首肯するだけだった。
「じゃ、そうだな……『セラーナ姫、私の剣と命をもってあなたを守る。私はあなたに永遠の忠誠を誓います』」
確かリディアがこんな台詞を言ってたな、と記憶を反芻しながら恭しくそれっぽい記述を述べてみる。
どんな顔しているんだと見上げると、セラーナは嬉しいのか、僅かに口元を曲げていた。頬は照れているのかやや赤くなっている。かわいいな、と素直に思った。
立ち上がり、どうだった? と促すように彼女を見る。
「……ジュリアンの気持ちは分かりましたわ」
言い捨てて彼女は謁見の間を出て行ってしまった。そんなセラーナの態度に思わずにやにやしてしまう。
出て行った彼女を追うように俺はドラゴンズリーチを出た。
双子の月がタムリエルと、俺達二人をからかうようにその柔らかい光を見守るように照らし続けていた。
ちょっ……長いよ。。。
書くのに2時間近くかかったよ・・・
そういうことで現在魔法使いプレイをやめて(笑)騎士プレイしてます。セラーナたん守る騎士です(笑)
話はえーっと、一枚目のSSを見て思いついたネタですがまあここにいくまでに相当時間がかかったこと。。。
もういい加減にしなさいってくらいプレイ日記を小説仕立てにするのやめようかと思うんですけどね・・orz
で。
ジュリアンさんが着てる騎士鎧MOD、紹介するつもりでしたが後日。
寝る時間大幅に過ぎ&明日からESOの最終β入るのでなんとかブログが上げられてよかった^^;
やっぱ前衛プレイが楽しいですね。
魔法使いもま、またやるつもりです(破壊72のままだし…)
ではまた来週・・ではなく週末辺りESOのβのこととか書くかもしれません・・
長すぎる小説仕立て&短すぎるMOD紹介(?)ですいません。ではまた。
3/14 一部加筆・修正を加えて居ます。
──と、言われたのはいつだったか。よく覚えていない。
ああ、多分あの時だ、……ソウル・ケルンからセラーナの母親、ヴァレリカをニルンに戻そうと再びあの世界に入った時。死者でもない、生者でもない、魂を閉じ込められた者達が彷徨う世界にセラーナの母親、ヴァレリカは身を潜めていた。
彼女の夫であり、セラーナの父親である吸血鬼の王、ハルコンが死んだ事で、ヴァレリカとセラーナを脅かしていた脅威は去った。だから俺はセラーナと共に、ヴァレリカをソウル・ケルンに留まる必要がなくなった事を言いに再び出向いたんだった。
ヴァレリカは相当驚いていた。俺が嘘でもいってるんじゃないかと思うくらい、こちらに対して相当猜疑心を向けていたが、セラーナが助け舟を出してくれたことでようやく信じたようで、俺の事なんかはなから信用してないんじゃないか、と内心毒づく。まあ、仕方がないのかもしれないが。
彼女は手早く荷物をまとめ、俺達と一緒にソウル・ケルンからタムリエルへと帰ってきた。ゲートをくぐった所で思わず安堵のため息をつく。どうもソウル・ケルン──あの世界は好きになれない。そりゃまあそうか、あの世界に魂を閉じ込められている者達は、ソブンガルデにも行けなければ、転生も許されない──魂の牢獄、とでも言えば分かりやすいか。
生身の自分からしてみれば、半分魂を魂石に入れられただけでさえ気持ち悪いって思ったのに、あんな何も無い世界にずっと閉じ込められ続けるなんて、死にたくたってできない世界でどんな希望を持てばいいのか──想像するだけで身震いしてしまう。
二度とあそこには戻りたくねぇな、と思っていた矢先のことだった。
「……少し話があるんだけど、いいかしら?」
と、ヴァレリカが俺に対して言ってきたのだ。えっ、と思わず彼女の方を振り向く。
ソウル・ケルンから戻ってきたばかりだってのに、一体何を言い出すんだ……? 心の中で何故か身構えてしまう自分がいた。
「セラーナは少し席を外していて。すぐ済むから」
俺の隣にいたセラーナは心外だったのか、何か言いたそうな感じで口を開くも、反論してもしょうがないと観念したのか何なのか、渋々といった様子で俺とヴァレリカの方を交互に見やり、
「……分かりましたわ。お母様の部屋の外にいますから」
やや不機嫌そうな態度でセラーナはすたすたと俺から離れ、部屋を出て行った。
「……話って?」
セラーナが退室したのを見計らってから、俺は口を開いた。ヴァレリカはああ、と肩をすくめ、
「あなたに謝らなくちゃ、と思って。
疑ってる、って思ったでしょう? 仕方がないのよ。嘘を信じてのこのこ戻って目の前にハルコンがいたら──だからヒトの言う事なんて簡単には信用できないのよ。セラーナが言うなら間違いないんだけど」
まあ、その言い分は分かる。簡単にヒトなんて信用するもんじゃない──俺だって何度、そういう事を鵜呑みにして危機に陥ったことがあったか。
「別に気にしちゃいねぇよ。疑うのは当然さ。今まで誰も倒せなかったんだしな」
両手を広げて大丈夫だ、というポーズを取ると、ヴァレリカの表情はにわかにほころんだ。微かに口元が歪んでいる。
そんな自分に気づいたのか、彼女は照れくさそうにほほほと笑いながら、
「笑うことなんて金輪際ずっと無いって思ってたわ」
嬉しいのか、それとも吹っ切れたのかは分からないが、その顔は晴れやかで、憑き物が全て落ちたらこういう顔も出すんだなと、今度はこちらが驚く番だった。
ヴァレリカはしばし照れくさそうに笑った後、
「セラーナの事はどう考えているの?」
唐突に切り出してきた。唐突過ぎて思わずぽかんとしてしまう。女性ってのは話がころころ飛ぶというが、今の切り返しは全く想像だにしていなかった。
「えっ? ……あ、あぁ……セラーナの事か」
どうと言われても、と……返す言葉がなく、所在なさげに俺は頭髪をぼりぼり掻くしかできない。
返答に窮する俺を見かねたのか、
「セラーナをこちらに返して、って言ったら返すつもりなの?」
ぎくりとする事を言ってきた。
「そ、それは──俺が決めることじゃぁ……」
ない……よな……。
その時点で俺が彼女をどうこうできる立場でない事に気づかされる。こんな冒険者無勢と一緒にいるより、母親と一緒に優雅な生活(?)をしていた方が彼女には似合うさ、そう、似合うに決まっている。
言葉続かず再び黙ってしまった俺に、彼女は先程の言葉──
「これも数奇な巡り合わせ、とでもいうのかしらね」
そう──言ってきた。
どういう意味だ? と言い返す暇を与えずヴァレリカは、
「セラーナ、話は終わったわよ、部屋に入ってきていいわ」
と、扉の向こう側にいるであろうセラーナを呼んだ。母親の声に反応してセラーナが扉を開けて入ってくる。
「何の話をしていたんですの?」
当然の質問を口に出すセラーナ。どう答えたらいいものか……と、セラーナに顔を向けられず黙っている俺に対し、
「セラーナ、よく聞いて答えて頂戴」
ヴァレリカが口を開く。まさか……ここにいろ、とか言うんじゃないだろうな? と俺自身内心穏やかでない。
「何ですの?」
話を促すセラーナ。ヴァレリカが再び口を開こうとしたその時、
「待ってくれ、ヴァレリカ」
言葉が勝手に俺の口から飛び出ていた。こちらに反応してセラーナとヴァレリカが顔を向けてくる。こうなってしまった以上、言うより他は──無い。
「前に約束したよな、セラーナは俺が守る、って。その契約は今も履行だ。彼女は俺が連れて行く」
言った途端顔から火が吹きそうな位だった。何故かはわからない。言われた当のセラーナは平然としており、これがまた顔が赤くなる原因でもあったのだが、ヴァレリカはというと、何故か嬉しそうにうんうんと頷いていた。
「……いきなり何の話ですの? ジュリアン」
いきなりも何も、さっきお前のお袋さんとそういう話をしていたんだよ、そう言おうとしたが、
「あら、私が言おうとしていた事、先に言われちゃったわね」
白々しくもヴァレリカが合わせるように口を挟んでくる。えっ、ヴァレリカあんた、セラーナにここに居ろと言うんじゃなかったのか?
そう思ってからすぐ、自分がはめられた事に気がついた。ヴァレリカは最初から俺にセラーナを託すつもりでいたのだ。煮え切らない態度の俺をどうにかしようと……
参ったな、さすが吸血鬼か──伊達に歳くってるんじゃないんだな。なんて言ったら多分怒られそうだけど。
「話は終わりよ。セラーナ、ジュリアンと共に行きなさい。彼があなたを守ってくれるわ。これからもね」
ぽん、とセラーナの肩をやさしく叩いてヴァレリカは娘を送り出した。
──だから今もこうして、彼女は俺の傍にいる。
数ヵ月後、ホワイトラン。
従士の仕事を終えて、首長に挨拶に言ったが、夜更けだったため既に謁見の間にその姿はなかった。
辺りは兵士しかおらず、煌々とついた暖炉の薪が時折爆ぜる音だけが響いており、兵士は立ちながら寝ている姿がちらほら。首長が居ない謁見の間なんぞ兵士がいてもあまり意味がなさそうだが。
「仕方が無いな、明日出直そうぜ、セラーナ」
踵を返そうとしたとき、セラーナが謁見の間をじっと見ながら、
「……ジュリアン」
「ん?」
ふ、と彼女のいる方を見ると、セラーナは首長の座る椅子の近くに立っていた。落ち着かない様子で。
「どうしたんだ? 椅子に座ってみたいのか?」
半ばからかうように言ってみたが、そうじゃない、と言いたげに彼女は首を横に振って見せる。
「違いますわ。……ジュリアンはここで、首長から従士の任命を受けたんですわよね?」
「……ああ。そうだけど?」
それだけ聞きたかっただけなのか? と再度セラーナを見るも、彼女は次に俺から出てくる言葉を待っている様子だった。妙に真剣な面持ちで。
「じゃ、退室……しようか、セラーナ」
と言った途端、セラーナはそれが聞きたかったんじゃない、と言いたげに首を再度横に振った。
「どうしたんだ、セラーナ? まだ何か言いたい事でもあるのかよ?」
奥歯に物が挟まったやりとりにうんざりしていたせいもあって、ため息を交えながら言ってしまった。目前に居るセラーナがそれに気づかない筈もなく──先程までじれったそうにこちらを見ていたが、自分の意を汲み取らない俺にいい加減辟易したのか、セラーナは眉間に細い皺を寄せてこちらを睨みつけ、
「ジュリアンは、卑怯ですわ」
「……は?」
いきなり何を言い出すんだ? 卑怯? 俺が? ……そっちが回りくどい態度を仕掛けてくるからじゃないか、といらっとしかけるも、結局の所セラーナが何を言いたいのか全く分かっていないのに気づいた。
それを聞き出してから反論しても遅くはない。
「順を追って話してくれ。回りくどい態度はやめてくれよ、まったく話が読めねぇぜ」
諭すように言うと、渋々といった様子でセラーナが口に出してきたのは、想像もしてなかったことだった。
「ジュリアンは首長には忠誠を誓ったというのに、守ると言ってくれた私には忠誠を誓う態度を見せたことが一度もないじゃありませんの? 確かに私はホワイトランの首長と比べたら何もないただの──娘ですけど、あなたは知らないでしょうけど、ヴォルキハル城で過ごしてた時は姫君の立場でしたわ、沢山の吸血鬼が私に忠誠を誓ってくれましたわ、勿論、父にも。
なのにあなたは私を守ると口で言ったにも関わらず、忠誠を誓ってこないから口だけだとばかり思ってましたわ。今の態度でようく理解できましたわよ。所詮口約束って事ですわね」
一気にまくしたててきたセラーナに対し、最初こそ目を丸くすることしか出来なかったが──聞いていくにつれ、口元が歪み、息をつきながらセラーナがしゃべり終えた時には俺は笑いをこらえきれず、ははっと口から笑いがこぼれ出していた。
馬鹿にされていると思ったんだろう、セラーナは頬を紅潮させ、先程よりももっと眉間に皺を寄せて睨んでくる。笑いをこらえながら俺は手で違う、というジェスチャーを取った。
「……何言い出すのかと思ったら、そんなこと気にしてたのか? 忠誠、とか相当古いぜ? 確かに俺は従士にはなったけどさ、忠誠とかじゃねぇよ、騎士じゃあるまいし」
まあセラーナは相当前から眠らされていた事実があるし、浮世離れしてる点があってもおかしくはない。実際そういうのは何度も目にしたし体感してきた。
「古臭くてもいいんですの。私はそうされて生きてきただけですわ。あなたが口約束だってのは今のではっきりしましたし」
「口約束なんかじゃない」……ったく、しょうがないな。
椅子の近くに突っ立っているセラーナにゆっくり近づいてから、俺は彼女の目前で跪いてみせた。
「……こんなんでいいのか?」
まさかやると思っていなかったのか、セラーナは黙って俺を見下げていたが、はっとした様子で我に返ると、黙って首肯するだけだった。
「じゃ、そうだな……『セラーナ姫、私の剣と命をもってあなたを守る。私はあなたに永遠の忠誠を誓います』」
確かリディアがこんな台詞を言ってたな、と記憶を反芻しながら恭しくそれっぽい記述を述べてみる。
どんな顔しているんだと見上げると、セラーナは嬉しいのか、僅かに口元を曲げていた。頬は照れているのかやや赤くなっている。かわいいな、と素直に思った。
立ち上がり、どうだった? と促すように彼女を見る。
「……ジュリアンの気持ちは分かりましたわ」
言い捨てて彼女は謁見の間を出て行ってしまった。そんなセラーナの態度に思わずにやにやしてしまう。
出て行った彼女を追うように俺はドラゴンズリーチを出た。
双子の月がタムリエルと、俺達二人をからかうようにその柔らかい光を見守るように照らし続けていた。
ちょっ……長いよ。。。
書くのに2時間近くかかったよ・・・
そういうことで現在魔法使いプレイをやめて(笑)騎士プレイしてます。セラーナたん守る騎士です(笑)
話はえーっと、一枚目のSSを見て思いついたネタですがまあここにいくまでに相当時間がかかったこと。。。
もういい加減にしなさいってくらいプレイ日記を小説仕立てにするのやめようかと思うんですけどね・・orz
で。
ジュリアンさんが着てる騎士鎧MOD、紹介するつもりでしたが後日。
寝る時間大幅に過ぎ&明日からESOの最終β入るのでなんとかブログが上げられてよかった^^;
やっぱ前衛プレイが楽しいですね。
魔法使いもま、またやるつもりです(破壊72のままだし…)
ではまた来週・・ではなく週末辺りESOのβのこととか書くかもしれません・・
長すぎる小説仕立て&短すぎるMOD紹介(?)ですいません。ではまた。
3/14 一部加筆・修正を加えて居ます。
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02.28.00:17
…今迄どういう生き方をしてきたか知れますわね(セラーナ談
……と言われた時は何がなんだかわからなかった。
そう、俺はただ、言われたとおりにセラーナに見せてやっただけだ。
何をって? それはつい数刻前の話に遡る──
「よし、これであらかた片付いたか」
俺の言葉と、つい先程まで剣を交えていた奴が地面にどう、と倒れたのはほぼ同時。
いつもの仕事、いつもの山賊退治。そしていつもどおり大したトラブルもなく盗賊一味を殲滅。
巷では俺のことをロバーズ・キラー(盗賊殺し)という異名までつけてる輩も増えていると聞くが、それは多分俺のもうひとつの顔を知らない奴等だろう。ドヴァーキンという名の。
もっとも俺はそれを呼ばれるのに辟易していたし、衛兵に「おやドヴァーキン、必要なものは何だ?」とか言われるともうその場から逃げ出したくなるくらい好きじゃなかった。
俺は一介の傭兵で、ホワイトランの従士に過ぎない。ドヴァーキンだとか呼ばれるのは面映いし俺の性に合わない。
だからそこらにいるフツーの傭兵と同じように雇われて仕事をこなして賃金を得る生活が好きだった。山賊退治もそのひとつだ。
山賊なぞ百害あって一利なしな存在、だから叩き潰すのに躊躇う必要もなければ情けをかける必要もない。依頼があればその場へ赴き殲滅して賃金を得、場末の酒場で一杯ひっかける、そういう生活の方が好きだった。──殺した盗賊の懐から金品を頂戴するのも楽しいし。
「こちらも終わりましたわよ。今回も鮮やかな手並みでしたわね」
あたりを見回しながらセラーナがやってくる。あとはこの山賊のねぐらをくまなく捜索して宝箱を見つけたりすればいいだけだろう。俺は剣を鞘に収めた。
「セラーナこそ。相変わらず魔法攻撃は強力だよな。まったく、俺にはできねぇ芸当ばかりだぜ」
ははっ、と笑いが漏れる。謙遜も他意もない本音だ。こと魔法に関しては、セラーナより右に出られるとは露ほどにも思っちゃいない。
「……ジュリアンは魔法で攻撃は一切しないんですものね。いつも剣一本で立ち向かってますもの」
「まあ、魔法は苦手だったからな。マジカもすくねぇし」
言いながら俺は手近に倒れている、倒された山賊の懐をまさぐる。少ないセプティム金貨とロックピックが数本、大した収穫ではない。次に向かう。
「でも、素人魔法は覚えているみたいですわよね? 治癒魔法とか使ってましたし」
「素人魔法なら一通りな。……でもマジカ量が少ないから治癒してもマジカ切れればへたばっちまうし、あまり意味がないんだけどな」
言いながら山賊の死骸を漁っていると、自然とセラーナとの距離が離れてしまうため、声はつい自然と大きくなっていく。……叫ばないようにしなければ。いつ間違ってシャウトが出たりしたら大変だ。
しかし話はいったんそこで途切れた。俺がねぐらの一角にある小さな小屋に入っていったからだ。
小屋の中には大きな宝箱がおかれており、鍵は掛けられてはいなかった。開けてみると売れそうな防具が一揃いと数百枚のセプティム金貨。なかなかの収穫だ。
ほくほく顔で小屋から出てきた俺を待っていたセラーナは、じっとこちらを見つめると、
「ジュリアンの魔法レベルがいくつか教えていただけません?」
全く予想だにしていなかった為、思わず、
「は?」
我ながら間抜けな答えをしたもんだ。と思う。しかしセラーナは冗談で言っている様子ではない。別に損する事でもないか、と俺は怪訝に思いつつもセラーナに現在のスキルレベルを教えると、眉間に皺を寄せ始めた。何か気に障ったんだろうか?
「……よくそんなお粗末なレベルで魔法大学に入れましたわね」
かちんとくる言葉をいきなり投げてきた。むっとしながらも俺は切り返す。
「あちらが入ってくれっていうから入っただけに過ぎない」
「そんなお粗末すぎるレベルで入ってもいいと言われる位、大学は入学者数に飢えているんですのね」
つけたすようにふん、と鼻を鳴らす。……まあ、俺だってこんなお粗末なマジカ量と魔法レベルでよく大学に入れたもんだと思ってはいたけどさ。それをずけずけと言われると大学に申し訳ない気がしてしまう。
「私と会うまでどういう生き方してたか知れますわね。剣一本で生き残れるとか相当な運の持ち主ですわよ」
「今迄だってそうだったんだ、これからだってそうに決まってる」
そうそう。今はセラーナがいるんだし。……と思う俺の内心を汲み取ったかのように、
「私がいる事で安心しきってもらうと困るんですの。ジュリアンは暫くマジカと魔法レベルを上げる旅をした方がよさそうですわね」
などと言ってきたもんだから、俺はまた再び「は?」と情けない返答をする羽目になっちまった。
「……なんでそんなことしなくちゃならねぇんだ?」
「私に頼りっぱなしで自分が努力しないといつまで立っても大学を卒業できませんでしてよ?」
痛いところを突いてきた。一瞬、狼狽するもなお反論する。
「そ……それは、別に大学なんか卒業しなくったっていいんだし……」
これじゃ反論というより言い訳だ。
……確かに彼女の言うとおりだとは、思う。けど今までマジカを増やそうとしなければ魔法レベルを上げる努力もしてこなかった俺が魔法で山賊相手に戦うとか想像できない。今迄はものの十数分でカタがついてた仕事も、数時間かかってこなすとかになったら……その前にたたっ斬られてこちらがお陀仏に……?
「マジカ量がいくつか分かりませんけど、せいぜい素人魔法を数秒打てればいい程度しかないのは分かってますわ。私がサポートしますから、少しずつレベルを上げていけばよろしいんじゃなくて?」
-----------------------------------
長すぎたorz
相変わらず普通にプレイ日記を書くつもりが小説仕立てになっちゃう俺のこの性質を変えなくてはなりませんね><;
上の文章の通り、最近はどばきんさん(ジュリアン)の魔法レベルを上げるためのスカイリム諸国漫遊紀をやっております(笑)え? 先週も同じこと言ってたじゃんって? まあそうですけどw
先週よりSSを撮っておきました(笑)
現在のジュリアンの魔法レベルはこんなんです。
破壊だけ一択で上げてるため、破壊のレベルが現在71.まだまだです><;
他は見て分かるとおり、すさまじい低さですねw 錬金術なんてもう全然あがらなくて泣けてきますorz
それでも魔法で戦うのもなれてきました。マジカ量を装備で上げまくり、魔法使い向けの装備でカタチから入ってやる気を上げたりとまぁ、一応それなりに楽しくなってきたかな?w
先週のSSは横だったんで今回は正面から。
まだまだ達人魔法開放まで時間かかりますが、地道にがんばります・・はい・・
話変わって。
魔法上げの旅も楽しいですが、最近はもうひとつ。
セラーナたんに着せ替えをするのも楽しいです(笑)最初のSSはまた衣装を変えたものを撮ってみましたが・・等身SS撮るの忘れたorz
↑のSSにも右側に若干いますけどw
いやースカイリムって本当楽しいですね!
セラーナたんの胸の谷間にどきどきする毎日でした(おい!w
今回も例に漏れず木曜の夜中から金曜にかけてのブログ更新でした。
ではまた来週(笑)
02.21.00:52
小説挿絵とかマトモなプレイ日記とか。
※2/23 HP小説第二項公開開始してます。興味あるかたはどぞ^^
ども。毎週木曜から金曜の夜にかけてブログを書いてる俺です。
今日はたまにはマトモなスカイリム日記を・・・・と思って挫折しそうですが(ぁ
バレンタイン企画が終わって一週間。なんとか次のHP小説の続きをと思ってせこせこと執筆しております。
↑の絵は第二項の挿絵です。たかがHP小説に彩色つけた挿絵描くのもあれなんで線画のままにしてありますorz
オマケに雑だし何がなんだかサパーリ分からないでしょうが、第二項UPするまで今しばらくお待ちください。
中の人は18禁小説なぞ書いたことがない(そもそもエロ同人誌も作ったことがない)ため、文章力が乏しく情景が上手く書けるかわからんよテヒヒヒー(狂)状態でお送りしてますが鋭意、努力してまいりますのでどうぞよろしく。
しかしこんなの一体誰が読むんだか。(時折読みに来てくださる方はいらっしゃるようで、頭が下がるおもいですorz)しかしこのジュリアン(右側のどばきん)、デッサン狂ってるなー・・・・・トホホ。
セラーナが器を持って立ってたりどばきん(ジュリアン)が腕を抱えてたりなんだかよくわからんでしょうが、気になる方は当中の人のホムペまでどうぞ。Skyrimコーナーにオリジナルノベルをおいてあります。
さて、こっからはマトモなSkyrim日記でも・・・と思ってSSをゴソゴソ探してみたんですが、前々良いのがないw
Twitterの方にも載せた奴が最近の近況なんでそれしかないですがご愛嬌。
波動拳の練習中と勝手に銘打ってSS載せてましたが(汗
実際は達人級魔法を放ってる図です。
二次創作や、HP小説及びブログに載せてる二次創作小説でも何度か目にかかってると思いますが、
ジュリアン(どばきんさん)は魔法がからっきし苦手です。なので現在破壊魔法レベルを上げようとセラーナ師匠(笑)を連れてスカイリムを旅してる最中ですww
からっきし苦手のくせに達人魔法は使えるのかって言うでしょうが、勿論使うことは出来ません。マジカも先程同様紹介されてるように一般人とほぼ変わらん量しか持ち合わせておりませんので、盾魔法とか使うと数秒でマジカが尽きて攻撃が当たるという、全く盾の役割を果たさないマジカの乏しさなんですorz
なので達人魔法を使うときは無敵モードのコンソールコマンド「tgm」を使いますww
これを使えばマジカ消費関係なく達人魔法使い放題、盾魔法使い放題・・とまぁ、ゲームバランスを崩すんで用法用量に気をつけてやってますが。
そんな訳で魔法のレベルが全然上がらず(最高で60ちょい)、儀式とか大学のクエストが全然出来ない状況を打破しようと、ただ今破壊魔法のレベル上げ中。
今迄剣一筋でシャウトも殆ど使ってなかったんで、魔法はまどろっこしかったですが、今は大分慣れました。見た目も魔法使いっぽい衣装MODを身に着けてますw カタチから入るタイプだってバレますねw
中の人の近況は変わらず3月9日のセゲいちに向けてわーわーしてますが。
ノベルティグッズを作ってみたので(Skyrimのも若干作ってみましたww)次回はそっちのSSも見せられたらいいなあ、と。まああまりスカイリムと関係ないんですけどorz
ではまた来週(?)
次はSSもうちょっと撮り溜めておきますww
ども。毎週木曜から金曜の夜にかけてブログを書いてる俺です。
今日はたまにはマトモなスカイリム日記を・・・・と思って挫折しそうですが(ぁ
バレンタイン企画が終わって一週間。なんとか次のHP小説の続きをと思ってせこせこと執筆しております。
↑の絵は第二項の挿絵です。たかがHP小説に彩色つけた挿絵描くのもあれなんで線画のままにしてありますorz
オマケに雑だし何がなんだかサパーリ分からないでしょうが、第二項UPするまで今しばらくお待ちください。
中の人は18禁小説なぞ書いたことがない(そもそもエロ同人誌も作ったことがない)ため、文章力が乏しく情景が上手く書けるかわからんよテヒヒヒー(狂)状態でお送りしてますが鋭意、努力してまいりますのでどうぞよろしく。
しかしこんなの一体誰が読むんだか。(時折読みに来てくださる方はいらっしゃるようで、頭が下がるおもいですorz)しかしこのジュリアン(右側のどばきん)、デッサン狂ってるなー・・・・・トホホ。
セラーナが器を持って立ってたりどばきん(ジュリアン)が腕を抱えてたりなんだかよくわからんでしょうが、気になる方は当中の人のホムペまでどうぞ。Skyrimコーナーにオリジナルノベルをおいてあります。
さて、こっからはマトモなSkyrim日記でも・・・と思ってSSをゴソゴソ探してみたんですが、前々良いのがないw
Twitterの方にも載せた奴が最近の近況なんでそれしかないですがご愛嬌。
波動拳の練習中と勝手に銘打ってSS載せてましたが(汗
実際は達人級魔法を放ってる図です。
二次創作や、HP小説及びブログに載せてる二次創作小説でも何度か目にかかってると思いますが、
ジュリアン(どばきんさん)は魔法がからっきし苦手です。なので現在破壊魔法レベルを上げようとセラーナ師匠(笑)を連れてスカイリムを旅してる最中ですww
からっきし苦手のくせに達人魔法は使えるのかって言うでしょうが、勿論使うことは出来ません。マジカも先程同様紹介されてるように一般人とほぼ変わらん量しか持ち合わせておりませんので、盾魔法とか使うと数秒でマジカが尽きて攻撃が当たるという、全く盾の役割を果たさないマジカの乏しさなんですorz
なので達人魔法を使うときは無敵モードのコンソールコマンド「tgm」を使いますww
これを使えばマジカ消費関係なく達人魔法使い放題、盾魔法使い放題・・とまぁ、ゲームバランスを崩すんで用法用量に気をつけてやってますが。
そんな訳で魔法のレベルが全然上がらず(最高で60ちょい)、儀式とか大学のクエストが全然出来ない状況を打破しようと、ただ今破壊魔法のレベル上げ中。
今迄剣一筋でシャウトも殆ど使ってなかったんで、魔法はまどろっこしかったですが、今は大分慣れました。見た目も魔法使いっぽい衣装MODを身に着けてますw カタチから入るタイプだってバレますねw
中の人の近況は変わらず3月9日のセゲいちに向けてわーわーしてますが。
ノベルティグッズを作ってみたので(Skyrimのも若干作ってみましたww)次回はそっちのSSも見せられたらいいなあ、と。まああまりスカイリムと関係ないんですけどorz
ではまた来週(?)
次はSSもうちょっと撮り溜めておきますww
02.14.00:21
ハピバイラスト完成でし!
いや~~~~~なんとか間に合いました。
ども、相変わらず毎週木曜日にブログをUP……いやもう金曜日でしたね。
今日は関東がスカイリム、もといウィンターホールド並に雪が降るとかいう予報が出てる中ですが、今日はバレンタインです。
なんとか前々回の日記の絵を彩色完了することが出来たんで載せますw
え? 前回言ってたタネは何かって?
勿論タネあかしもしておきます。Pixivや絵SNSには載せない、当ブログ限定(といっても別にたいしたもんでもなんでもない)。
こちらが完成版(?)ですな。
まあどばきんさん(ジュリアン)が載ってる時点で他SNSとかタンブラーに載せない理由が分かったかと思われ(笑)
セラーナたんは一週間くらいかかったのに対し、どばきんの塗り時間はわずか4時間程度というものすごい手抜きよう(爆笑)
まあ勿論手抜きが目立たないよう最低限塗ってはおきましたがね。
若干変なところも多いかと思いますが、この絵のメインはセラーナたんであってどばきんではないのでまあよし! と言うことで(ぉぃ
これでとりあえずのバレンタイン企画は無事終了ということで(笑)
中の人はセゲいちのイベント参加向けのブレゼンじゃなかった、無料配布シールとかノベルティグッズの作成でまた暫くわたわたしますが、ブログはこまかに更新(といっても最近絵とかしょーもないことばっかり載せてますが)していきますんでどぞよろしく。
はー間に合ってよかった。
では当記事をごらんの皆様、ハッピーバレンタイン!
よい一日をお過ごしください。関東はこの後スカイリム化してると思いますが(ぉ
02.09.19:36
狙ったわけではない! 絶対に!
ども。バレンタイン用の絵を描いてる最中にどうしても描きたくなってこんなのに三時間近くかけてしまった俺です。
すっごいへたくそで何も処理してない上に字もへたくそで本当にすいません。こんなのをUPしてしまう俺もどうかと思いますがどうかご容赦くださいませ。
まあ、要約すれば、
某MODを入れる(女性用
↓
セラーナに作って着せてあげる
↓
ティクビ(笑)が出ててぶっ飛ぶ(SSは彼女の人権を考えてやめておくことに←?
と言うわけです。
おかしいな・・導入ミスしてたなら確実にCTDするはずだから導入(UNPとかCBBEとかのアレですな)を間違えてる筈ないのになんで出てるんだ、アレが!! 俺の目のやり場は何処に置けばいいんだ!!
とゆうべは一人悶々としていたどばきんさ・・いや中の人が(笑)
俺は男性キャラ(ジュリアンさん)しか使ってないし今後も女性どばきんを作って遊ぶ予定はないんで、女性用の衣装とか装備は極端に導入はしてないのですが、もっぱら作っても着せてあげるのはセラーナだけに限られてるんで・・コレもその一つだったんですよね。
で、そのMODはこちら。
Scarlet Dawn Armor
http:/l/www.nexusmods.com/skyrim/mods/50814/?
結構セクシーな衣装です。一目見てこれはいいな、と思って導入したんですけど・・ね・・
まあ原因は分かるんだ。多分セラたんの美化MODの体型と俺の女性用美化MOD(俺はUNP入れてます)が違うせいでアレの位置がズレてアレが露出してると思うんだ・・だ・・(汗
そんな中の人のうろたえようが分かっていただけたら幸いです(笑)
もうほんと、あれ? あれ??? って思いましたもん。コレはそういう衣装なのかと思ってサイトに行ってSS見直したけど出てないし・・俺のTwitterのフォロワーさんも使ってたんでSS見せてもらったけどやっぱり出てないし・・
俺と同じセラーナ美化MOD使ってる人は同じ現象がでるかもです(笑)出たら教えてください。
じゃ、次こそバレンタイン絵を・・といいたいところですが、何せギリギリな上に俺は塗るのも描くのも遅いんでバレンタイン数日後にUPしかねない・・ご了承を。
ではまた。