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SkyrimとFallout4・76の二次創作メインブログです。 たまにMODの紹介も。
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04.24.20:25

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  • 04/24/20:25

02.28.00:17

…今迄どういう生き方をしてきたか知れますわね(セラーナ談



 ……と言われた時は何がなんだかわからなかった。
 そう、俺はただ、言われたとおりにセラーナに見せてやっただけだ。
 何をって? それはつい数刻前の話に遡る──

「よし、これであらかた片付いたか」
 俺の言葉と、つい先程まで剣を交えていた奴が地面にどう、と倒れたのはほぼ同時。
 いつもの仕事、いつもの山賊退治。そしていつもどおり大したトラブルもなく盗賊一味を殲滅。
 巷では俺のことをロバーズ・キラー(盗賊殺し)という異名までつけてる輩も増えていると聞くが、それは多分俺のもうひとつの顔を知らない奴等だろう。ドヴァーキンという名の。
 もっとも俺はそれを呼ばれるのに辟易していたし、衛兵に「おやドヴァーキン、必要なものは何だ?」とか言われるともうその場から逃げ出したくなるくらい好きじゃなかった。
 俺は一介の傭兵で、ホワイトランの従士に過ぎない。ドヴァーキンだとか呼ばれるのは面映いし俺の性に合わない。
 だからそこらにいるフツーの傭兵と同じように雇われて仕事をこなして賃金を得る生活が好きだった。山賊退治もそのひとつだ。
 山賊なぞ百害あって一利なしな存在、だから叩き潰すのに躊躇う必要もなければ情けをかける必要もない。依頼があればその場へ赴き殲滅して賃金を得、場末の酒場で一杯ひっかける、そういう生活の方が好きだった。──殺した盗賊の懐から金品を頂戴するのも楽しいし。
「こちらも終わりましたわよ。今回も鮮やかな手並みでしたわね」
 あたりを見回しながらセラーナがやってくる。あとはこの山賊のねぐらをくまなく捜索して宝箱を見つけたりすればいいだけだろう。俺は剣を鞘に収めた。
「セラーナこそ。相変わらず魔法攻撃は強力だよな。まったく、俺にはできねぇ芸当ばかりだぜ」
 ははっ、と笑いが漏れる。謙遜も他意もない本音だ。こと魔法に関しては、セラーナより右に出られるとは露ほどにも思っちゃいない。
「……ジュリアンは魔法で攻撃は一切しないんですものね。いつも剣一本で立ち向かってますもの」
「まあ、魔法は苦手だったからな。マジカもすくねぇし」
 言いながら俺は手近に倒れている、倒された山賊の懐をまさぐる。少ないセプティム金貨とロックピックが数本、大した収穫ではない。次に向かう。
「でも、素人魔法は覚えているみたいですわよね? 治癒魔法とか使ってましたし」
「素人魔法なら一通りな。……でもマジカ量が少ないから治癒してもマジカ切れればへたばっちまうし、あまり意味がないんだけどな」
 言いながら山賊の死骸を漁っていると、自然とセラーナとの距離が離れてしまうため、声はつい自然と大きくなっていく。……叫ばないようにしなければ。いつ間違ってシャウトが出たりしたら大変だ。
 しかし話はいったんそこで途切れた。俺がねぐらの一角にある小さな小屋に入っていったからだ。
 小屋の中には大きな宝箱がおかれており、鍵は掛けられてはいなかった。開けてみると売れそうな防具が一揃いと数百枚のセプティム金貨。なかなかの収穫だ。
 ほくほく顔で小屋から出てきた俺を待っていたセラーナは、じっとこちらを見つめると、
「ジュリアンの魔法レベルがいくつか教えていただけません?」
 全く予想だにしていなかった為、思わず、
「は?」
 我ながら間抜けな答えをしたもんだ。と思う。しかしセラーナは冗談で言っている様子ではない。別に損する事でもないか、と俺は怪訝に思いつつもセラーナに現在のスキルレベルを教えると、眉間に皺を寄せ始めた。何か気に障ったんだろうか?
「……よくそんなお粗末なレベルで魔法大学に入れましたわね」
 かちんとくる言葉をいきなり投げてきた。むっとしながらも俺は切り返す。
「あちらが入ってくれっていうから入っただけに過ぎない」
「そんなお粗末すぎるレベルで入ってもいいと言われる位、大学は入学者数に飢えているんですのね」
 つけたすようにふん、と鼻を鳴らす。……まあ、俺だってこんなお粗末なマジカ量と魔法レベルでよく大学に入れたもんだと思ってはいたけどさ。それをずけずけと言われると大学に申し訳ない気がしてしまう。
「私と会うまでどういう生き方してたか知れますわね。剣一本で生き残れるとか相当な運の持ち主ですわよ」
「今迄だってそうだったんだ、これからだってそうに決まってる」
 そうそう。今はセラーナがいるんだし。……と思う俺の内心を汲み取ったかのように、
「私がいる事で安心しきってもらうと困るんですの。ジュリアンは暫くマジカと魔法レベルを上げる旅をした方がよさそうですわね」
 などと言ってきたもんだから、俺はまた再び「は?」と情けない返答をする羽目になっちまった。
「……なんでそんなことしなくちゃならねぇんだ?」
「私に頼りっぱなしで自分が努力しないといつまで立っても大学を卒業できませんでしてよ?」
 痛いところを突いてきた。一瞬、狼狽するもなお反論する。
「そ……それは、別に大学なんか卒業しなくったっていいんだし……」
 これじゃ反論というより言い訳だ。
 ……確かに彼女の言うとおりだとは、思う。けど今までマジカを増やそうとしなければ魔法レベルを上げる努力もしてこなかった俺が魔法で山賊相手に戦うとか想像できない。今迄はものの十数分でカタがついてた仕事も、数時間かかってこなすとかになったら……その前にたたっ斬られてこちらがお陀仏に……?
「マジカ量がいくつか分かりませんけど、せいぜい素人魔法を数秒打てればいい程度しかないのは分かってますわ。私がサポートしますから、少しずつレベルを上げていけばよろしいんじゃなくて?」

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 長すぎたorz
 相変わらず普通にプレイ日記を書くつもりが小説仕立てになっちゃう俺のこの性質を変えなくてはなりませんね><;

 上の文章の通り、最近はどばきんさん(ジュリアン)の魔法レベルを上げるためのスカイリム諸国漫遊紀をやっております(笑)え? 先週も同じこと言ってたじゃんって? まあそうですけどw
 先週よりSSを撮っておきました(笑)

 現在のジュリアンの魔法レベルはこんなんです。
 破壊だけ一択で上げてるため、破壊のレベルが現在71.まだまだです><;
 他は見て分かるとおり、すさまじい低さですねw 錬金術なんてもう全然あがらなくて泣けてきますorz
 それでも魔法で戦うのもなれてきました。マジカ量を装備で上げまくり、魔法使い向けの装備でカタチから入ってやる気を上げたりとまぁ、一応それなりに楽しくなってきたかな?w

 先週のSSは横だったんで今回は正面から。
 まだまだ達人魔法開放まで時間かかりますが、地道にがんばります・・はい・・

 話変わって。
 魔法上げの旅も楽しいですが、最近はもうひとつ。
 セラーナたんに着せ替えをするのも楽しいです(笑)最初のSSはまた衣装を変えたものを撮ってみましたが・・等身SS撮るの忘れたorz
 ↑のSSにも右側に若干いますけどw

 いやースカイリムって本当楽しいですね!
 セラーナたんの胸の谷間にどきどきする毎日でした(おい!w

 今回も例に漏れず木曜の夜中から金曜にかけてのブログ更新でした。
 ではまた来週(笑)

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