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スカイリムの攻略とかあまり役に立たない日々のプレイ日記をだらだらかいていくつもりです。

雪と氷とドラゴンと。

   

小説仕立ててMODを検証してみる(Katixas Ciderhouse Restaurant)

「久しぶり、フルダ。エールを一杯くれないか」
 夕闇が訪れたホワイトランはバナード・メア。
 その日の仕事を終えた市民がちらほら集まっては酒を飲み疲れを癒す憩いの場。辺りには数人の男女が言葉を交わし笑いあい、吟遊詩人がリュートを雰囲気に合わせ奏でている。
 久しぶりにホワイトランに帰ってきた俺は、共に旅をしているホロキと共にバナード・メアを訪れた。ここで酒を傾け喧騒に身を浸すのが俺は好きだった。
 半月ほど、俺はウィンターホールドの方に出向いて仕事をしていた。ホワイトランは比較的スカイリムの中心部にあるため、寒さも降雪量もウインターホールドに比べたら雲泥の差である。周りを見渡せば、ウインターホールドの市民よりもホワイトラン市民の着ている服は若干薄着だ。まぁ、室内は十分すぎるほど暖かい温度で保たれているせいもあるのだが……
 フルダと呼ばれるここバナード・メアの女主人は俺がカウンターに座って注文してすぐ、グラス二つとエールの瓶をテーブルに置き、こちらに寄越してくれた。栓を抜いてグラスに注ぎ、隣に座っているホロキに渡した。
「久しぶりじゃない? 何処か旅に出ていたの?」
 注ぎ終わったところで待ちかねたようにフルダが声をかけてきた。
「ん? ああ、まあそんなところだ。何か変わった事でもあったか?」
 酒場は情報収集にうってつけの場所故、帰ってきてバナード・メアに来てはいつも俺はそう聞いていた。従士だとかそういう立場からではなく、あくまで個人的に。
「変わった事、ねぇ……ああ、そういえば一つ変な話を聞いたわ。一日で家が建ったとか何とかいう……」
「……家? 一日で家が建っちまったってのか?」
 そりゃおかしな話だな、と内心ごちる。まさか召喚術でも、と思ったが思った直後に馬鹿らしいと思った。そんな召喚をして何になる? 大工要らずな位しかメリットがない。
「……って聞いたのよ。バトル・ボーン農場の隣に急に家が建ったって。バトル・ボーン家の者が見に行ったらしいけど、誰も居なかったみたいよ。おかしな機械があったりして気味が悪いってことで、それ以来手付かずらしいわ」
 エールの瓶を口に傾けつつ、フルダの話を頭の中で反芻させる。変な機械……誰も居ない家? そりゃ一般人からして薄気味悪くなるのも無理は無い。何もなきゃいいが、用心するに越したことはなさそうだ。
「ふぅん……明日見に行ってみるかな。バトル・ボーン農場の隣、といったよな」
 興味に駆られたので行ってみることにしよう。何もなければいいのだが。

 次の日──
 ブリーズホームで一夜をあかしてから、俺とホロキはその建物に向かった。
 ホワイトランの正門を出て、街道沿いに馬を走らせると橋の手前で道が分かれる。東方面に向かえばイヴァルステッド方面へ、北方面に向かえばドーンスター方面へ向かう街道だ。バトル・ボーン農場はホワイトランの城壁すぐ下にある農場でホワイトランの東側に位置する。俺は北に向けて馬を走らせた。
 するとすぐに、おかしな建物が目に飛び込んでくる。見た目はごく普通の建物だ。しかし……農場の隣にこんな建物が建っていたか? 俺の記憶には無い。半月ほど前にウインターホールドへ向かう時はこんなのは無かった。
 建物前で馬から下りる。
 やや小高い場所にその家は建てられてあった。特に怪しい感じはしない。庭のような場所には林檎の木がいくつも植えられており、実がいくつかなっていた。玄関まで歩いていくと、左手の窓枠の下に木箱がいくつか置かれてある。空けてみてもどれも中はからっぽだった。
「……外見だけ見ても怪しい感じはしねぇな」
「そうね。やっぱり中に入らなくちゃ分からないわね」
 俺の独白にホロキが応じる。俺は黙って頷き、玄関の扉をこつこつと軽くノックしてみた。が、返事はない。やはり空き家のようだ。
「入ってみようぜ。警戒を怠らないようにな」
 いつでも剣を取り出せるように身構えつつ、俺はドアノブに手をかけ、軽く引っ張る。鍵が掛かってるかと思ったら以外にも扉はあっさり開いた。バトル・ボーン家の人が入ったとかフルダが言ってたから誰かが鍵を持ってるんじゃないかと思いきやそうではなかったらしい。
 俺とホロキはおそるおそるといった様子で中に入り込んだ。

 入って唖然とした。
 薄暗い室内はホールのように広く。部屋の端には大きな樽がいくつも置かれてある。中央部分にはテーブルと椅子が置かれ、俺達が今いる玄関から一番遠くにカウンターのような台がある。
 ぱっと見はバナード・メアのような酒場と思っても間違いないような作りだった。人気はまるでなく、部屋の置くからゴゥン……と何かが動く音が聞こえてくる。
「なんだこりゃ? まるで酒場みたいじゃないか」
 ホロキも同感らしく、辺りを見回しつつ頷いてみせる。
「同感ね。見たところ酒場みたいな感じだけど……あら? ジュリアン、そこに何か置いてあるわよ」
 ホロキが指を指す方向を見やると、テーブルの片隅に手帳が置かれてあった。誰かが忘れたものだろうかと思って手帳を開くと、その考えが間違っている事に気がついた。
2012-05-09_00001.jpg









「……こりゃ、この建物を作った奴の書き置きだ」
 手帳を読み進めていくと、この建物が酒場のように飲み食いできる施設として作られたこと、酒を醸造できる機械の扱い方等が書かれてあった。そして最後に──
「“この建物は汝に任せる”だと……?」
 書置きを残した主は建物を作って満足したのか、ここから去ってしまったようだ。書き置きを読んだものにこの建物を与えるつもりだったのだろう。厄介な話だ。勝手に建てて勝手に消え去ってしまうとは。
 一通り読み終わってからホロキにも見せると、彼女も同感なのか、読み終わって肩をすくめた。
「随分勝手な奴がここを残していったようね。……で、どうするの? ジュリアン。この酒場経営するつもり?」
 そうは言われても……。俺はただの傭兵であって、酒場の主人ではない。そこそこ調理とかはするが酒を醸造したり出来るはずがない。
 考えあぐねつつ、部屋を見て回った。カウンターの奥に扉があり、開くと先程から規則正しく機械音を鳴らしていた物の正体が判明した。
 身長ほどの高さまである機械。弁がいくつかあり、ボタンを押すと何かを入れるための穴が開く。これが手帳に書かれてあった機械か。リンゴ酒が作れるとか何とか。
 そうか、だから建物の横にリンゴの木が植えられてあったのか。書き置きを再度見てみると、穴にリンゴを投入して一週間程で酒が造れるようだった。大した機械を残してくれたもんだ。
 機械のある部屋を離れ、ホールの脇にある厨房に入ると、酒場とかにあるようなオーブンが置かれてあった。一度に数人分の調理が出来る優れものだ。一般家庭にはなかなかないものまであるとは……。
 俺の考えと裏腹に、ホロキはちょっと楽しそうだ。経営する気満々な感じが窺える……さすが元酒場の看板娘といったところか。
「ジュリアン、やってみない? 調理とかは私がやるから、ジュリアンはあのお酒が作れる機械を扱ってくれればいいし」
 一抹の不安を感じたが……俺はその考えに乗ってみることにした。金も儲かるかもしれないし。

 その日から出店まで慌しかった。
 ホロキは食材の買い付け、俺はリンゴ酒に使うリンゴの収穫などなど。
 埃まみれの店内をざっと掃除し、機械にリンゴを投入し順番どおりに弁を開ける。
 経験したことの無い作業に手こずる俺を他所に、酒場で働いていたホロキはいたって慣れた様子で、あっさり食材の買い付けを終わらせ、この建物まで定期的に配達させるよう手配までしたのだ。
 さすがだな、俺は舌を巻いた。戦闘するよりこっちの方が性に合ってるようだ。
 リンゴ酒が完成するまでは早くても一週間だから、それまでは酒は仕入れつつ店を開店させて金を入れていくしかない。
 俺はホワイトランに出向き、店の事をあちらこちらに話し、告知した。客が来てくれるといいのだが。
 そして開店当日──


 とりあえずここで止めておきます(爆死
 日本語化がされたので、すぐさまDLして遊んで見ました。
 なかなか面白いです。小説では書いてませんでしたが、ウェイトレスも雇えたりできるので便利。
 自分が出かける時とか任せっぱなしでできるのがいいですね。調理とかはしてくれないけど(ウェイトレスはあくまで給仕のみ)
 お金も入るのでお金儲けにはもってこい。オーナー気分も味わえます(笑
 オススメMODです!w

 次回小説のほうはまだぜんぜん書いてませんが、さわりの部分だけでもいずれ書きたいなぁ。
 いやーこうあったかくなって来ると、バイクに乗って出かけるのが楽しくてね……w

 ではまた。

 
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プロフィール

HN:
ジュリアン
性別:
男性
職業:
傭兵
自己紹介:
スカイリムはホワイトラン在住のドヴァキン。
現在のところ引越しする予定はなし。
中の人はヘタレですが一応同人誌作家。マイナーゲームの絵を描いてたり。
文章も多いですが一応絵の方専門。
スカイリムの絵とか描いたりフォトショでSSをレタッチしたりするのが好き。
スカイリムに影響されて2012年から英語の勉強を始め現在進行形で勉強中。
ラジオ英語を聴いているのだが、英会話教室に通いたいのに時間と金が無くて嘆いているとかいないとか。

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