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SkyrimとFallout4・76の二次創作メインブログです。 たまにMODの紹介も。
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04.18.20:12

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  • 04/18/20:12

09.19.20:03

Cherish

「……なぁ、ネイト」
 とある日の昼下がり。
 それは何気なく、何もやる事がない二人が同じソファに座り(片方は寝そべりながら)、話始めた事がきっかけだった。


「ん? なんだ、マクレディ」
 言いながら、ネイトは自分の左腕から目を逸らし──自分の太腿を枕代わりにしてソファに寝そべるマクレディにそれを移す。先程からずっと、彼の左腕に備え付けられている──と言っても差し支えはないだろう─刑せPip-boyを見ては何かを確認する仕草をしては、頭を何度か傾げたりうなずいたりしていたので、何か情報とか見返していたりしてたのかもしれない。
 そして彼を呼んだマクレディはというと、ネイトの右大腿を枕にして、リラックスした様子でソファの大部分を占領するかのように寝そべりながら、何処からか引っ張り出してきたコミック誌をぺらぺらめくって、時折ふふっ、と笑ったりしていた。そんな恰好のため、ネイトはソファの端に追いやられた感じになっていたが、彼は一向に気にするそぶりも見せず、マクレディが時々、漫画を読みながら笑う事で頭が揺れるのが妙にくすぐったく感じていた。
「これ。……あんたは食べた事あるか?」
 言いながらマクレディはコミック誌の一ページに指をあてる。どうやら漫画内のそれではなく、合間に挟まれた広告ページのようだった。薄汚れ、所々色が日光と年数によってはげ落ちてはいるものの、一瞥しただけでそれが何かは容易に想像できた。
「ああ、ドーナツか。そりゃ戦前は何度かあるが……」
「やっぱそうか。どんな感じの食べ物なんだ?」
 マクレディは声のトーンを少し上げて言った。好奇心と興味が沸いた時出る口調。彼よりやや年を帯びたネイトにとっては、その態度を見ては子供っぽさが残る、と都度思ったものだが、それを指摘すると彼はむくれて自分は子供じゃない、と反抗してくるため、口に出すのは極力控えていた。
「どんなって……甘いお菓子だ。子供や女性が好んで食べてる印象が強いな。俺はあまり甘いものは好きじゃないから食べた事はそんなにないが。
 ……スローカムズ・ジョーの広告か。ほら、レキシントンとかに店舗があっただろう。今となっては廃墟となってるけど」
 指さしたページをよくよく見るネイト。どうやら新商品か何かの広告らしい。ピンク色で描かれた社名のロゴに、ドーナツ形に目と口、片手にコーヒーカップを持ったキャラクターが描かれてある。
 この世界がアメリカという国の、この場所がマサチューセッツ州と呼ばれていた頃、この州の都市部や駅には必ずと言っていいほどこの店舗があった。それはこの店がマサチューセッツ州が発祥だったという意味もあったし、片手間で気軽に食べられるドーナツは子供は勿論、大人でも人気があったため、飛躍的に国内中に広まった。今となっては過去の話で、店舗や移動販売などの簡易販売所の残骸が町中に転がっているだけだが……
「ああ、あれ。そういえば同じロゴだったな。ここにかいてある『ボストン・クリームドーナツ』ってドーナツ。すごい美味そうだな。新商品とか書いてあるけど、今となっては新商品どころか、食べるチャンスもなさそうだな」
 嬉しそうだったマクレディの声が半音下がったように思えた。彼の表情は変わらないものの、物足りない、といった感じに思えた。思わず、
「食べてみたいのか?」
 とネイトが口にすると、彼はははっ、と笑った。無理に決まってるだろ、と決めつけたような、半ば諦めたような感じで。
「食べられる訳ないだろ。チョコレートなんて俺は生まれてこの方見た事がないし、このドーナツの説明にある生クリームとか、サクサクの生地とか、そんな食べ物こんな世界で作れる筈ないだろ。文明が衰退して何世紀経ってると思ってるんだ? ……そりゃネイトは食べた事あるだろうから味とかは分かるかもしれないけどさ。……聞いてみたかっただけだよ」
 そう言って、彼は雑誌に再び目を戻し、ぺらぺらとページをめくった。
 ネイトはそんな彼と、Pip-boyの画面に移っている文字を見比べた。画面に移っているドット絵で描かれた文字には、やらなければならないタスクが列を成して書かれてあった。居住地の防衛、居住者の満足度上昇、等々。
 けど、とネイトは思う。
 マクレディは俺にそのページを見せて、言った。「食べた事はあるか」と。
 新商品のページを見て、すごい美味そうだと口にしていた。
 ボストンクリームドーナツというのがどういうものかは分からないが、広告の画像を見る限り、チョコレートがかかったドーナツ記事の間に生クリームを挟んだものだというのは想像できる。
 チョコレートはこの世界では手に入りそうにはないが──それでも。
「食べてみたいのか?」
 再度同じことを聞くと、さすがに口調に何かを感じ取ったのか、マクレディがくい、と再び目線をこちらに向けた。
「……どうしたんだよ、ネイト。さっき無理だと──」
「確かに再現は出来ない。が──それに近いものは作れるかもしれない。お前が食べてみたいというなら俺はそれを再現するよう努力してみようと思う。どうだ?」
 ネイトが言う言葉は有言不実行ではない。彼は成し遂げると言うなら必ずそれを遂行する。それを間近で見ていたマクレディが、ネイトが不可能な事を口にする筈がない──
 マクレディは目を丸くしていた。そして次には口元を少し歪めて、照れくさそうに、けど抑えきれない好奇心を期待してか、頬を赤らめて、言った。
「……食べてみたい」




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 どうも、突然何かが始まってびっくりする間もなかったでしょうが、お久しぶりです。
 ↑に書いてた文章力も語彙力も低下している文は、次回冬コミ(受かったら+コミケが実現したら)で出そうと思っている新刊の冒頭部分(おそらく2~3ページ分)です。
 因みにボストン・クリームドーナツは現実世界に実在し、中の人は単身渡米した際、そのドーナツの発祥地である古式豊かなホテルのレストランで現物を戴きました。
 甘すぎて暫くケーキもドーナツも受け付けなくなりました(笑)ただものすご~~~~~~く美味しかった。
 
 次回のネタが決まったとは8月下旬に呟いてましたが、その後新刊タイトルまで決まってしまって(今回のブログタイトルと同じ)、あーこれは出さないとだめだ。と思い至って今回告知がてら書いてみました。まぁまだネームきってないけど。
 恐らく今回の本はオンデマンドではないです。表紙は印刷所に頼むかもしれないけど。折角数年前に購入したA3プリンターもあるので、それを活用した本になる予定なので、最悪締め切りはコミケ開催一日前でも大丈夫だ! と息巻いてます(汗

 ネームは10月くらいから切ってそっから原稿として描いていこうかなと。こんなコロナ禍で本当にコミケが開催されるか分かりませんが、コミケが開催されなかったら翌年2月に開催されると聞いた洋ゲーオンリーのCityイベント(アンリミ)で出そうと思います。
 早く全員にコロナワクチン届け。中の人は二回打ったけど副作用ひどかったんで三度目はやりたくないっす。

 前回の記事から大分たってしまいました。洋ゲーフェスの新刊が出来て、発送してから届いた感想などすべて大事に保管してます。
 前作は大作だとかすごいとかとても嬉しい感想を数多くいただけて、本当に嬉しい上に感謝感激雨フスロダです。自分の中では大作だとは思ってませんが(おい)。

 思えば四半世紀同人やってきて、人から大作だ、すごい話だ、と言われたことは何度かありましたしそういう話も数多く出してきましたが、元々話を考えるのが好きな奴だ、というのはここやHPに書いてきてるので知ってる人は多いと思います。書いてないけど一次創作のネタも何作かあったりします。出せる機会いつになるか分かりませんが、一次は漫画は無理なので小説になりそうですけどね。ラノベ方面か。
 今流行のなろうとかは興味ないですが、それに近いネタとかもあったり、そうじゃないミステリ方面なのもあったりと、物語の引き出しは結構多く持ってるので、ネタを考える時は多方面から視野角を変えて描いてる感じです。今回のネタもCCにあるスローカムズ・ジョーの奴がバニラであったらな、という感じでできたネタだし。
 前回は成人向け(といっても全然成人向けレベルには程遠かったようですが)で出してましたが、次回新刊は一切そういうのないです。多分キスもないです。ほのぼのラブコメって感じで描くつもりです。こっちの方が居心地満点。
 
 最後に近況。
 ここ3か月くらいアパラチア戻ってます。いやーE3で来年出るDLCにThe Pittが出ると聞いてからこりゃ出戻りしなきゃいけない! と思って戻ってみたら色々追加されて楽しくてしょうがない日々(笑)
 レベルが一気に200↑上がりました。昔のフレは殆どおらず、フレ登録した人の9割はログインしてませんが(涙)、今は結構面白くなってきてるから戻ってきてほしいなあ。
 そして俺と遊んでくれませんかー(笑)

 そんな近況と次回新刊の告知でした。
 コロナワクチンの接種率が50%を到達した中、冬コミが無事に開催されることと、そして誰も犠牲者が増えない事を願うばかりです。中の人も今は元気ですが、いつコロナになるかわからんので・・・
 皆様に早くワクチンと、そして世界からコロナウイルスの概念が消える事を願って。

 また次回の記事でお会いしましょうー

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08.14.15:06

Everytime You Go Away

えー今回も前回同様ちょっとあだるてぃーな記事があります。
 毎度の注意事項になりますが、そういうのが苦手な方、中の人に私怨がある方はブラウザバック推奨です。  
 OKな方だけ続きをどうぞ。
 (まぁこの区切りはスマホだと何の意味もなさないけどね・・w

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つづきはこちら

04.18.22:25

Don't forget me.

のっけから一発目に区切り入れます。今回は色々アレなので。
 毎度の注意事項になりますが、そういうのが苦手な方、中の人に私怨がある方はブラウザバック推奨です。
 OKな方だけ続きをどうぞ。













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つづきはこちら

03.12.23:44

ETUDE.oP.10.No.3(承前)

最近一か月痰飲で更新してる俺です。
 どうもこんばんわ。

 3月になって、コミケの申し込みをしていた当落結果を知る前に延期が発表になりましたね。
 まぁ、自分が住んでる地域を含めて東京と関東数県はまだ緊急事態宣言が継続中ですし、未だに感染者は減っていませんしね。仕方が無いと思ってますし、そうなるだろうと予想もしてたのである程度覚悟はしてました。

 しかしそうなると、今現在必死こいて下絵を描いてる、スイヌカで出した前編の続きであり終わりでもある後編はいつ出せるんだ? って話ですが、とりあえず延期した先の日付が決まったうえで当落結果を踏まえ、出すことになると思います。
 とりあえず年内発行はめざしますが、イベントが延期に次ぐ延期になると、またスイヌカのようなオンラインイベント上で頒布する事になりかねないですね……正直辛いです。

 辛いと言えば、今描いている後編もかなり佳境を迎えてます。総ページ表紙込み44Pだなんて誰が想像したんだか(滝汗)
 因みに漫画部分は38Pあたりだった気がしますが、まぁそういうのもあるのでかなり読みごたえがある後編仕様となってます(笑)。

 そんな後編のクライマックス一歩手前のシーンですが、まだ下絵が全ページ完了して内にも関わらず当ブログ限定で載せておきます。 ……まぁ、ぶっちゃけフリートの方では一度公開してましたが、全貌は見せてなかったのでね。

 しまった印刷範囲枠まで入れて出力しちゃったな・・まぁいいか(笑)

 さて、前編を買ってない人にはここに載ってる人は誰なのか? と思うでしょうがまぁぶっちゃけ言えばノーラです。ネイトの奥さんです。

 なんで奥さんが出てるのか? と気になった人は是非BOOTHやPictSpaceで前編は絶賛頒布中なので買いましょう。(笑)

 買えば中の人のモチベが上昇して原稿のやる気に火が付きます・・というのは置いておいて。

 このページがクライマックス手前と言いますが、実際のところクライマックスに入る切欠のところですね。この後まだまだ10数ページ話は展開しますので。。
 下絵段階なので醜い部分は気にせずにどうぞ。

 なんでノーラが居るのかは読んでない人がいる事を考慮してここには記載しませんが、俺は未だにショーンと初めて会った時のシーンに違和感を感じる点がいくつかあるんです。
 ネイトさんがやっとの思いでインスにこれた時から、ショーンの姿ににた少年をガラス越しで見つめるネイト、そしてその後出てくる本物のショーン……彼が言った言葉。
 ショーン60歳と仮定しても、長い年月で自分の両親の事を思わない日が一日も無い筈ないんです。だってショーンはネイトの存在を知っていた。知ってて彼をポッドから脱出させたのだから。
 だからこそあのショーンの台詞には違和感があった。あんな言葉では済ませないくらい何かあってもおかしくない。
 ショーンはインスの指導者でもあるからあまり私情は出せないだろうけど、実際はそんな事ないんじゃないのかなってずっと思ってたんです。最後にネイトと別れるシーンを見ても尚更。

 そしてまた、ネイトも。
 
 今回は私情を出さないであろう主人公やその息子が、本当に欲しかったもの、そしてそれを手に入れられなかった息子と、手からすり抜けてしまうかもしれない父親の葛藤を描いてますなんて言ったら期待させて実際読んだら大外れにさせるかもしれないのであまり誇大広告したくはないのですが(-_-;)

 ゲーム上ではあまり感情を出さない人が、感情むき出しになってもいいじゃないか。
 なんてね。

 今回のタイトルは最近内容とカブってるのと某30年ほど前に流行ったバブル期絶頂期に作られたトレンディドラマで使われてた音楽のタイトルです(笑)
 俺と同年齢から上の世代は分かるよなぁ。
 30年経っても覚えている俺もどうかしてると思いますが・・(汗

 次はもう少し原稿が進捗した時に更新したいです。
 延期した日付のコミケで必ず後編が出せますよう頑張ります。

 それでは、また。

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02.04.23:10

スイヌカありがとう&帰ってきた新刊四方山話

どうも。後編ネームが行き詰ってる(サボってるだけ)の中の人です。
 先日、1/31のスイヌカは大変お疲れ様でございました。
 おかげさまで多くの方がお越しくださって、楽しい一日を過ごさせていただきました。
 中の人は殆どいたのはいたのですが、どうも鯖の負荷が多かったようで、全く殆どと言っていいほどフォロワーさんやお買い上げしてくださった方に挨拶も言えません状態でしたorz
 そのせいで色々面白い現象に相まみえることもありましたが(笑)

 というわけで今回はスイヌカのお話と新刊四方山話(主に後編編)となります。
 特に今回のコンテンツに興味が無い方、速水ないしジュリアン(@9412JMS)に私怨がある方などはここから以降よんでもあまり意味がないかもなので、ブラウザバック推奨としておきます。





 というわけで今回のコンテンツはこちら。
1.スイヌカSお疲れさまでした
2.帰ってきた新刊(後編)四方山話

 です。ゴリゴリいくぜよ。



1.スイヌカSお疲れさまでした
 今回のサークルカットはこちら。前回はお試し版ということで割とふざけてましたが(すいません…)今回は大まじめに色塗りをしましたよ。

 絵は今回出した新刊後書きの線画をカラーにしただけのものです(笑)
 ちょっとオーバーレイがきつかったかな。と後悔。

 イベントは同時接続100人以上を超えたのもあって、リログ頻発やフリーズにも何度か遭遇しましたが、それを除けばいたって普通のオンラインイベントでしたね。そんだけ人が来たってのもすごいことですね。
 
 で、中の人は殆どキャラはスペースに放置してたものの一応居留守状態ではあったので、たまに鳴るスペースに入ったお知らせの音でネームを描いていた手を止める、っていうの続いてました。。が、なぜか自分がどこにも行っていないのにブース内の新刊の数がどんどん減っていく現象には「?!!!?」と頭がこんがらがりましたね(笑)
 どうやら自分が見ている画面と、リアルタイムのイベント会場は違ったようで、何度かリログしないと相手が見えないという現象に気付いたのは午後あたりでした(爆死)。おかげで新刊買いましたって連絡がTwitter等で声が飛んでくるのに、自分はその相手が見えないのはどうして?! て頭??状態でしたw
 前回のスイヌカSではそういうことはなかったので、恐らく同時接続者がそんだけ大勢いたという事になりますが、そんだけまだまだ人が来るスイヌカってすごいなあ~~~と、つくづく思います。

 多くのサークルさんでは新刊あったりなかったりもありましたが、新商品やグッズ、新刊は可能な限り注文しまくりました(笑)おかげで来月のクレカ決済が怖いです・・(-_-;)
 ちょうどこれを書いてる今日、いくつか注文した新刊やグッズが到着しました。どれも立派な御本とグッズで嬉しい限りです><大事にします!!

 最後の撮影会はめちゃくちゃ大勢の人とわちゃわちゃ写真が撮れて最後まで楽しめました。
 最後のぎりぎりまで新刊注文が飛んできたので、中の人は必死こいて手紙と発送準備しながらイベント最後の時間まで楽しませてもらいました。
 本当に楽しかった。また是非開催してもらいたい所存です。

 中の人はスイヌカの様子をTwitterで流してましたw
 FO4のSSでネタ写真撮る技術は割と自慢できるくらいレベルUPしてます(笑)
 RTとイイネ沢山ありがとうございました。



2.帰ってきた新刊(後編)四方山話

 新刊の話は何度かここに載せてましたが、まだ表紙画像とか載せてませんでしたね。

 表紙は今年の三が日に完成したものだったかな(笑)
 当初は背中合わせにしようかと思って(後編にネイトの顔を持ってこようと思って)ましたが、それじゃつまらんという事でこうなりました。
 若干ネイト氏にグレーがかかっているのはマクレディの裏にいるから、というのもありますが、実際のところこのネイトはマクレディが見えない状況(マジックミラーの向こう側、みたいな想像してください)のなか探し回ってる感じで描いてます。マクレディは逆に彼が見えてるけどそれを伝える事が出来ない、そんなもどかしさをこの表紙は示してます。
 マジックミラー、よく刑事ドラマで出てきますね、取調室を外側から見る事は出来ても、室内から外を見る事は出来ない。(そこが鏡という事もわからない)そういう相反する世界が、今後の展開にどう反映していくかが後編のキーとなっていきます。

 前編を読み終えた方は大半が期待外れだったと思われるかもですが(汗
 後編は前編で明かされてなかった事も伏線が回収されるので、割とページが多くなるのは必至です・・多分40Pで収まればいい方かなあと。
 結末にいくまでの粗筋はちゃんとできているので、頭から今アウトプットしながらネームに書き込んでますが・・
 新刊最後の方に後編の紹介ページに出てきている部分である、婚約指輪と、そして自分の後書きに書いてある「家族」。
 割とここら辺が後編の伏線になるかな?
 もう1年前にラストの展開とか全て頭に入ったままなので、さっさと出し切ってすっきりしたいところですね。
 次はたまにはギャグ本も作りたいなあ。ここ数年ずっとパパマクだったから(笑)

 
 こちらはノベルティグッズの画像。木製クリップになります。
 毎度毎度毎度毎度ノベルティにわざわざ金かけて余程金が余ってるのかとか思われがちですが、実際そんなことは全くなくて、じゃあなんでノベルティを業者で作らせたものを配るのかというと、

「(中の人が)作りたいから」です(笑)

 だから新刊と抱き合わせして渡してます。

 残念ながら、中の人はあまり絵にセンスもなければ画力も上手い人には到底及ばないので、グッズとかを作って頒布しようとしても売れる自信がありません。グッズと言うのは作は容易い事ではありますが(金さえかければ作れるからね)、売れるかどうかはまた別の問題です。相当絵に自信がある人、デザインセンス、キャラクターアピールが相当上手い人じゃないと売れないと踏んでます。
 中の人はそんなものがからっきし尽きているので(笑)、グッズを作って売ろうとしても売れないのは目に見えてる訳で。

 まぁそれと、一応自分のサークルは本を出すサークルとして決めてるので、グッズ専門の売りで出すサークルにはしない、という決まり事も理由の一つです。
 なので、グッズはほぼおまけみたいなものですね。
 ほぼ中の人の自己満足を押しつけてるようなものなので(笑)、気に入らなければ捨ててくださってもOKです(笑)

 ただ、これには多少の弊害もあって、まぁ弊害・・どころかマイナスにならなかっただけよかったのかな、と思える事象がつい先日発生したのですが・・・。
 他ではやらないようなことをやるのはやっぱりよろしくないのかなー、と少し落ち込んだり反省もしました・・w
 自己満足もいきすぎるとやはり弊害になりかねませんね。


 話を戻して。
 後編の方は一応GWのコミケに向けて発行予定ですが、コミケがこの状況で開催されるかはまだ不透明ですね‥何せ3月まで緊急事態宣言延長しちゃったし(滝汗
 3月初頭にコミケの当落が出ますが、その頃にはどういう状況になってるかな。
 世の中が少しでも春の訪れと同様に好転していくのを願うばかりです。

 スイヌカSで頒布開始した新刊は通販サイト(BOOTH、PictSpace)内で現在も頒布中ですので、イベントで見逃がした方は是非。

PictSpace

BOOTH

 それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!
 また次回の記事でお会いしましょう。

 Song for Zulaを聞きながら
(↑マティアス&マキシムは一度見るべきだぞ! というか見ろ! という中の人の心の叫び)

SSS 速水亜希

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